商品番号:1552625
(税込)
【 仕入れ担当 竹中より 】
麹塵染のお茶席にもぴったりの格式ある有職文様より、
一面の鹿が可愛らしい洒落袋帯のご紹介です。
洒落訪問着、付下げ、色無地、小紋、織りのお着物などに
合わせて、様々にお使いいただけます。
抑えた彩りが着姿をバランス良くまとめ上げ、
小物合わせも楽しめるお品です。
お目に止まりましたら、是非ともお見逃しなくお願いいたします!
【 商品の状態 】
着用済のお品として仕入れてまいりましたが、
僅かに締め跡、たたみジワがある程度で、
すぐにお使いいただける状態でございます。
お手元で現品をご確認の上、存分にご活用くださいませ。
【 お色柄 】
しっかりと密な織り味ながらも、さらりとした手触りの帯地。
お柄には、黒色の地に紫苑色や生成り色、金糸のシンプルな糸使いで、
幾何学的な枠に鹿をあしらった有栖川の文様を織り上げました。
落ち着いた統一感のあるお色味と品格あるお柄で、
端正な気品漂う風合いのお品でございます。
光の当たる角度によりお柄の色彩が変化し
幻想的な面持ちに仕上がっております。
【 麹塵染 】
古来より皇室のみ用いることを許された色、麹塵。
古代中国王朝、周の時代にはすでに存在し、
その色は、刈安草と紫草の染め色とされていますが、
近世では経青、緯黄の織り色とされています。
日本では、桐竹鳳凰文を伴うことで天皇の位袍にのみ使われていました。
その最大の特徴は、角度、光線の違いにより変化する不思議な色彩にあります。
普段は落ち着いた緑や紺系の色合いをしていますが、
ちょっとしたお出かけやパーティーなど華やかな照明(白熱電灯)の下では
鮮やかな赤系の色合い、というように場面にあわせて色合いが変わって見えます。
西陣の技術で、古代の薫りそのままに現代に再現された
麹塵の色をどうぞ、おたのしみください。
ぜひ、お手元でご愛用頂けましたら幸いです。
絹100%・金属糸風繊維除く
長さ4.35m
柄付け:六通柄
耳の縫製:袋縫い
◆最適な着用時期 10月~翌年5月の袷頃
◆店長おすすめ着用年齢 ご着用年齢は問いません
◆着用シーン お茶席、観劇、芸術鑑賞、ホテルランチ、お稽古事、行楽 など
◆あわせる着物 洒落訪問着、付下げ、色無地、小紋、織りのお着物 など
※仕立て上がった状態で保管されておりましたので、折りたたみシワが付いております。この点をご了解くださいませ。