商品番号:1552444
(税込)
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【 仕入れ担当 渡辺より 】
琉球かすりの名門
【 大城廣四郎織物工場 】による、
大変珍しい夏紬のご紹介です!
夏の琉球絣といえば壁上布を思い浮かべる方がほとんどでしょう。
本品は壁上布とはことなり節感の浮かぶ夏紬で、
タテヨコの糸に多彩を用いることで、
画面ではお伝えできないほどに、
見る角度によって表情を変える工芸味溢れる面持ちに仕上がっております。
壁上布ほどシャリっとし過ぎないので、
単衣時期にも着やすく、
壁上布とはまた違った表情をお楽しみいただけます。
あまり見かけない作品ですので
お目に留まりましたら是非ともお見逃しなく!
【 お色柄 】
程よいシャリ感に、節感を浮かべた紗紬地。
地色は落ち着いた濃い濃紺色を基調として、
縹色、赤色、生成り、浅葱色などの多彩な細縞を込めて
お柄には様々な彩りの縞模様と、生成りのトゥイグワーの
絣意匠を織り上げました。
【 商品の状態 】
中古品として仕入れて参りましたが良好です。
お手元に届いてすぐにお召しいただける状態でございます。
【 琉球かすりについて 】
経済産業大臣指定伝統的工芸品(1983年4月27日指定)
生産地:沖縄県南風原町
生産数は年間3000反以上(帯含む)
※伝統的工芸品に指定されている
織物の中ではトップクラスの生産反数を誇る。
主に絹糸を使用した平織の織物で、糸の染色には
草木を原料とした染料のほか化学染料等が用いられる。
元々は泥藍で染めた木綿絣が原点で、現在では絹糸が
主流となり、生糸、玉糸、真綿のつむぎ糸、麻糸から
毛糸といった様々な糸が用いられている。
特に特殊な撚りをかけた壁糸を使うカベ上布は夏物の定番。
図案は琉球王府の御絵図帳(みえずちょう)に収蔵されており、
古くは手形(発注書のようなもの)の形で添付され
製織されていた。
植物、動物、生活用品などがモチーフで、ひとつひとつの
図柄に意味を持ち、種類は600種にもおよぶ。
表裏:絹100% 縫製:手縫い
※背伏付き
身丈(背より) | 150cm (適応身長155cm~145cm) (3尺9寸6分) |
---|---|
裄丈 | 62.5cm(1尺6寸5分) |
袖巾 | 32.2cm(0尺8寸5分) |
袖丈 | 47cm(1尺2寸4分) |
前巾 | 24.5cm(6寸5分) |
後巾 | 30.2cm(8寸0分) |
【裄丈のお直しについて】
概算ではございますが、以下の最長裄丈までお出しできるものと思われます。
≪最長裄丈≫ 裄丈68cm(1尺8寸0分) 袖巾34.5cm(9寸1分) 袖丈50cm(1尺3寸2分) 袖丈155cm(4尺0寸9分)
※目視での縫込みの確認による概算となります。詳細はお気軽にお問い合わせ下さいませ。
◆最適な着用時期 6月下旬~9月上旬の盛夏
◆店長おすすめ着用年齢 ご着用年齢は問いません
◆着用シーン 観劇、お食事会、お稽古事、街着、ランチなど
◆あわせる帯 夏のお洒落袋帯、名古屋帯など
※着姿の画像はイメージ写真です。柄の出方が少々異なる場合がございます。
※仕立てあがった状態で保管されておりますので、たたみシワなどがあることがございます。この点をご了解くださいませ。