商品番号:1552413
【 仕入れ担当 田渕より 】
西陣の帯問屋さんから、いいもん屋さんと呼ばれる梅垣織物。
老舗の中でも通の方から絶大的な支持を受ける機屋さんです。
お色使い、意匠、織技、雰囲気、どれをとっても非の打ちどころのない作品です。
計算され尽した構図の上品な柄行は、
気品を極めた最高に贅沢な装いに必ずやご満足いただけることと存じます。
どのような場にも自信をもってお召しくださいませ。
一生ものの一本として、是非上質のセンスの良い帯を。
この機会、お見逃しないようよろしくお願いいたします。
【 お色柄 】
美しい彩り、程よくはりのある締め心地のよさと洗練された上質の意匠。
ふうわりと光をはらむ金地に、
ゆらりとたゆたう観世水、市松取にあらわされた小花模様。
彩りもしっとりと調和をみせる、気品のひと品となりました。
美しき古典文様が、細密細緻に表現されて。
風情豊かに込められた無駄のない日本の伝統美が光ります。
計算され尽した構図の上品なお柄行は、
上質な留袖をはじめ、訪問着、色無地などに、
気品を極めた贅沢な帯姿を完成させてくれることでしょう。
愛され続けてきた伝統文様。
古典の美匠には、「本物」の美が備わっております。
受け継いでいっていただきたい…
そして、間違いなく受け継いでゆくのにふさわしいひと品です。
【 梅垣織物について 】
西陣織工業組合所属
西陣織工業組合証紙はNo.442
1961年(昭和35年)創業
西陣の帯問屋からも「ええもん屋」と言われる
西陣織の名門機屋。
絵画、陶芸、漆芸といった古今の優れた
美術工芸品を織で表現することにこだわり、
糸の動きを計算しつくすことで上質かつ
洗練された帯を製作している。
現代の着物文化に沿う先進的な創作にも意欲的で、
その作品はプロのみならず、多くのきものファンから
多大なる評価を得ている。
【 西陣織について 】
経済産業大臣指定伝統的工芸品(1976年2月26日指定)
多品種少量生産が特徴の京都(西陣)で
生産される先染の紋織物の総称。
起源は5〜6世紀にかけて豪族の秦氏が
行っていた養蚕と織物とされ、応仁の乱を期に
大きく発展した。
18世紀初頭の元禄~享保年間に
最盛期を迎えたが、享保15年(1730年)の
大火により職人が離散し大きく衰退。
明治期になりフランスのリヨンよりジャカード織機を
導入した事でこれまで使用されてきた空引機
(高機)では出来なかった幾多の織物が
産み出され量産が可能となった。
織機はおもに綴機、手機、力織機の3種類で
企画・図案から意匠紋紙、糸染、整経、綜絖、
金銀糸、絣加工等多くの工程があり、これらの
一つひとつの工程で熟練した技術者が丹念に
作業を行っている。
西陣織には手の爪をノコギリの歯のように
ギザギザに削って図柄を見ながら織り上げる
「爪掻本綴織」、「経錦(たてにしき)」、
「緯錦(ぬきにしき)」、「緞子(どんす)」、
「朱珍(しゅちん)」、「紹巴(しょうは)」
「風通(ふうつう)」、「綟り織(もじりおり)」、
「本しぼ織」、「ビロード」、「絣織」、「紬」など、
国に指定されているだけでも12種類の品種がある。
「西陣」および「西陣織」は西陣織工業組合の登録商標である。
絹70% 金属糸風30%
長さ約4.35m (お仕立て上がり時)
西陣織工業組合証紙No442 梅垣織物謹製
おすすめの帯芯:綿芯「松」
耳の縫製:かがり縫い
六通柄
◆最適な着用時期 10月~翌年5月の袷頃
◆店長おすすめ着用年齢 ご着用年齢は問いません
◆着用シーン 結婚式、披露宴、パーティー、音楽鑑賞、観劇、お食事会、お付き添いなど
◆あわせる着物 黒留袖、色留袖、訪問着、付下げ、色無地など