商品番号:1552125
(税込)
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【 仕入れ担当 渡辺より 】
さりげない装いながらその絣は絶品。
大変細やかな亀甲絣のベール…
涼感を運ぶ、最高級の夏大島紬をご紹介いたします!
夏の本場大島紬…
それだけでも現在ではご紹介の機会は少ないお品でございます。
さらに今回のお品は、あの老舗・東郷織物さんのお品!
証紙類は付属しておりませんが、絣の状態と地風より、
宮崎県都城、【 東郷織物 】夏大島、※160山亀甲絣
(150山亀甲)と経緯絣を併用したお品かと存じ上げます。
(一般的には亀甲の数え方は1寸の中に亀甲の枠組みが
何個織りだされているかで換算されますが、東郷織物の場合
中央の経緯絣の数で換算されておりますため160山の表記となります。)
強撚した上質の絹糸を原料に、独自のシャリ感と
モダンなデザインを、手締めによる亀甲絣を中心に
精緻な絣で表現したお品で、とても心地よく、
夏のカジュアルシーンに重宝していただける事でしょう。
特に、昨今ではほんとうにお見かけする数が激減しておりますので
お目に留まりましたら是非ともお見逃しなく!
【 お色柄 】
やわらかな透け感を感じさせる黒色の地。
遠目からは一見無地に見えますが、実に細やかな160山亀甲絣で埋め尽くされており、
お柄には無地場を活かした雨のような創作模様を表現しております。
シンプルなデザインですので、
帯合わせ様々にコーディネートをお楽しみいただけるでしょう。
【 商品の状態 】
中古品として仕入れて参りましたが良好です。
お手元に届いてすぐにお召しいただける状態でございます。
【 東郷織物について 】
宮崎県都城市にある織物工房。
1947年東郷治秋と永江明夫(現代の名工)によって
創業され、現在は谷口邦彦が代表を務める。
「薩摩絣」「大島紬」「夏大島」を主軸に、
緻密な絣物の高級品からカジュアルな洒落絣を
製造している。
締機の工法を完成させた永江伊栄温の三代目に当る
東郷治秋と、薩摩絣の発明者である永江明夫の二人で
都城に創設した。
今となっては唯一の薩摩絣の製造元である。
「綿薩摩」は一般呼称で、東郷織物では
絣糸を使い手織りした最高級品を「薩摩絣」、
機械織りのものを「綿さつま」と呼ぶ
東郷の薩摩絣は経糸に80番手、緯糸に60番手という
極細の綿糸が用いられている。
【 沿革 】
1947年 東郷治秋が新天地を求め鹿児島より都城に工場を移し、
永江明夫と二人で現在の製品の基礎を作る。
1950年 法人化
1955年 東郷治秋、永江明夫の二人で新商品開発に着手。
色大島の完成を見る。
さらに木綿による今日の現代薩摩絣の礎を築く。
1974年 谷口邦彦、東郷織物工場入社。
義父、永江明夫に師事
1985年 都城市市民文化賞授賞(永江明夫)
1997年 宮崎県県文化賞授賞(永江明夫)
1998年 黄綬褒章授賞(永江明夫)
1999年 代表理事に就任。
都城絹織物事業協同組合理事長就任(永江明夫)
2003年 銀座三越屋にてグループ展(谷口邦彦)
2006年 京都三条ギャラリーにて個展(谷口邦彦)
2008年 鹿児島黎明館にて個展。
銀座交詢ビルにて個展(谷口邦彦)
2009年 銀座交詢ビルにて個展(谷口邦彦)
表裏:絹100% 縫製:手縫い
※背伏付き
身丈(背より) | 151cm (適応身長156cm~146cm) (3尺9寸9分) |
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裄丈 | 67cm(1尺7寸7分) |
袖巾 | 34.5cm(0尺9寸1分) |
袖丈 | 47.5cm(1尺2寸5分) |
前巾 | 24cm(6寸3分) |
後巾 | 30cm(7寸9分) |
【裄丈のお直しについて】
概算ではございますが、以下の最長裄丈までお出しできるものと思われます。
≪最長裄丈≫ 裄丈69cm(1尺8寸2分) 袖巾36cm(9寸5分)
※目視での縫込みの確認による概算となります。詳細はお気軽にお問い合わせ下さいませ。
◆最適な着用時期 6月下旬~9月上旬の盛夏
◆店長おすすめ着用年齢 ご着用年齢は問いません
◆着用シーン 観劇、お食事会、お稽古事、街着、ランチなど
◆あわせる帯 夏のお洒落袋帯、名古屋帯など
※着姿の画像はイメージ写真です。柄の出方が少々異なる場合がございます。
※仕立てあがった状態で保管されておりますので、たたみシワなどがあることがございます。この点をご了解くださいませ。