商品番号:1552123
(税込)
【仕入担当 竹中より】
西陣の数ある機屋さんの中でも、伝統工芸士の名を受け「箔屋」と呼ばれる
匠の作品、金箔を自由に綾なし深みある彩りで織りなされたこの帯は、
素材と織りの変化により、本当に豊かな表情を生み出しております。
人気の理由はお値段からは考えられないほどの質の良さ!
素材から織りまで、一貫してこだわりの物創りの姿勢を感じさせてくれます。
多くのお着物愛好家、茶家に愛され続けているのも納得でございます。
今回はその箔屋清兵衛、陰山織物から大変お値打ちな一条のご紹介です。
是非お見逃しなくお願い致します。
【商品の状態】
リサイクル仕立て上がり品として仕入れましたが
着用跡もほとんどなく
おおむね美品としてお届けできます!
【お色柄】
丁寧かつ細緻に。
味わいある焦茶地に、かの有名な鳥獣戯画図が織り描かれました。
京都栂尾高山寺由来、猿、兎、蛙たち…
躍動感ある動きがその身上。
抑えた彩りがその洒落味を一層増すひと品です。
帯地の絹の艶めきが、味わいある表情を醸し出しています。
趣深い意匠構成が飽きのこない、上品な和姿を演出してくれる事でしょう。
軽くしなやかな風合で大変締めやすくなっております。
合わせやすい彩りに品格ある意匠は、お茶席にもお使いいただけます。
お目に留まりましたら、
この機会にお手元で存分にご活用下さいませ!
【 箔屋清兵衛について 】
西陣織工業組合所属
西陣織工業組合証紙はNo.1522
京都の織元メーカー
『箔屋清兵衛』はブランド名
「欧亜吉祥紋」「藍色の美」「茶の心」、
「名物裂間道」「悠久の美」などの人気シリーズが
あり、購入しやすい価格設定でデザインも豊富、
軽くて締めやすいので幅広い年齢層に支持されている。
【 西陣織について 】
経済産業大臣指定伝統的工芸品(1976年2月26日指定)
多品種少量生産が特徴の京都(西陣)で
生産される先染の紋織物の総称。
起源は5〜6世紀にかけて豪族の秦氏が
行っていた養蚕と織物とされ、応仁の乱を期に
大きく発展した。
18世紀初頭の元禄~享保年間に
最盛期を迎えたが、享保15年(1730年)の
大火により職人が離散し大きく衰退。
明治期になりフランスのリヨンよりジャカード織機を
導入した事でこれまで使用されてきた空引機
(高機)では出来なかった幾多の織物が
産み出され量産が可能となった。
織機はおもに綴機、手機、力織機の3種類で
企画・図案から意匠紋紙、糸染、整経、綜絖、
金銀糸、絣加工等多くの工程があり、これらの
一つひとつの工程で熟練した技術者が丹念に
作業を行っている。
西陣織には手の爪をノコギリの歯のように
ギザギザに削って図柄を見ながら織り上げる
「爪掻本綴織」、「経錦(たてにしき)」、
「緯錦(ぬきにしき)」、「緞子(どんす)」、
「朱珍(しゅちん)」、「紹巴(しょうは)」
「風通(ふうつう)」、「綟り織(もじりおり)」、
「本しぼ織」、「ビロード」、「絣織」、「紬」など、
国に指定されているだけでも12種類の品種がある。
「西陣」および「西陣織」は西陣織工業組合の登録商標である。
絹100%
長さ4.48m
お柄付:六通柄
耳の縫製:かがり縫い
◆最適な着用時期 10月~翌年5月の袷頃
◆店長おすすめ着用年齢 30代~
◆着用シーン 音楽鑑賞、観劇、お食事、お茶会、和のお稽古、お出かけなど
◆合わせるお着物 お洒落訪問着、小紋、御召、紬、織のお着物など
※仕立て上がった状態で保管されておりましたので、折りたたみシワが付いております。この点をご了解くださいませ。