商品番号:1552120
(税込)
【 仕入れ担当 竹中より 】
心に染み入る、神秘の藍…
創作性豊かなづくりをされている、
仙太織物・仙太郎(せんたろう)より、
またと無い抜群の良色の本場大島紬をご紹介致します。
仙太郎と言えば鬱金染めで知られておりますが、
今回仕入れが叶ったのは何とも品の良いジャパンブルー。
このような作品との出逢いは滅多とございませんので
お見逃しないようご覧下さいませ。
【 商品の状態 】
中古品として仕入れて参りましたが良好です。
無地場に画像のような淡い汚れがございます
悉皆後お届けしますので
めだたなくなるかと思われます
お手元に届いてすぐにお召しいただける状態でございます。
【 お色柄 】
大島特有の張りを持たせつつも、しなやかな地風。
お色は日本人の琴線に触れる藍の濃淡。
7マルキカタス式によって
無地場を作りながら
蜀江や青海 七宝などを組み合わせた
装飾紋が 織り出されました
古典のお柄を創作性豊かに表したハイセンスな仕上がりでございます。
モダンにも古典的にも…
合わせる帯合わせによって、
より一層お洒落な装いを演出してくれることでしょう。
【 仙太郎織物について 】
大正時代に創業した仙太郎織物。
初代仙太郎氏は、当時有名老舗のオリジナルを始めとする人気の柄を次々に生み出し、
大島紬の図案家として一世を風靡した名工でした。
図案のみならず、製作工程のすべてに精通していたという、
言わば大島紬のプロデューサー。多くの染職人や織り子を、
温かい思いやりと厳しい技術指導で育て上げ、通産大臣の表彰も受けたということから、
そのものづくりにかける姿勢がうかがえます。
【 大島紬について 】
経済産業大臣指定伝統的工芸品(1975年2月17日指定)
鹿児島県の奄美大島を中心に作られている織物。
世界三大織物にも数えられ、織る前に糸を染める先染、
手織りの平織、絣合わせをして織上げたものは
「本場大島紬」の名で伝統工芸品に指定されている。
しなやかで軽く、シワになりにくいという特徴がある。
手紡ぎの糸を、「テーチ木」(車輪梅)という
奄美エリアに生息する植物の煎汁液と、
鉄分を含む泥土でこげ茶色に発色させ、
手織りする伝統的技法が主だった染色方法。
藍、白、色大島などもある。
大島紬は独特の絣使い(細い点)と先染め、製法等限られた
条件の中で約84種類があり、染色別が6種類、糸の配列による
組織別14種類をかけ合わせて作る
表裏:絹100% (縫製:手縫い)
◆八掛の色:葡萄鼠
身丈(背より) | 160cm (適応身長165cm~155cm) (4尺2寸2分) |
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裄丈 | 64.7cm(1尺7寸1分) |
袖巾 | 34.5cm(0尺9寸1分) |
袖丈 | 49.5cm(1尺3寸1分) |
前巾 | 24.5cm(6寸5分) |
後巾 | 30.7cm(8寸1分) |
【裄丈のお直しについて】
概算ではございますが、以下の最長裄丈までお出しできるものと思われます。
≪最長裄丈≫ 裄丈72.8cm(1尺9寸2分) 袖巾37.2cm(9寸8分) 袖丈53cm(1尺4寸0分)
※目視での縫込みの確認による概算となります。詳細はお気軽にお問い合わせ下さいませ。
◆最適な着用時期 10月~翌年5月の袷頃
◆店長おすすめ着用年齢 ご着用年齢は問いません
◆着用シーン カジュアルパーティー、観劇、芸術鑑賞、お食事、お出かけなど
◆あわせる帯 洒落袋帯、名古屋帯
※着姿の画像はイメージ写真です。柄の出方が少々異なる場合がございます。
※仕立てあがった状態で保管されておりますので、たたみシワなどがあることがございます。この点をご了解くださいませ。