商品番号:1551740
(税込)
(税込)
【 仕入れ担当 渡辺より 】
人間国宝・喜多川平朗氏による
羅織の八寸帯のご紹介です!
羅の八寸をお探しの方も多くいらっしゃるでしょう。
中でも今回は人気の高い白の作品に出会えました!
目利きの方必見です!
次のお約束などはございません。
盛夏のために誂えたご自慢のお着物に!
お目に留まりましたら是非ともお見逃しなく!
【 お色柄 】
現代の空間に溶け合うモダンで立体感ある表情。
スッキリと爽やかな、まろみのあるオフホワイトで綾なされた菱の文様美。
すっきりとしながらも存在感あふれる面持ち。
ここまで上品な美しい羅織物には、なかなか出会うことができないかと存じます。
通常の羅に比べ、地厚ながらも非常に軽く、
シャリ感のある仕上がりとなっています。
シンプルながらその意匠美、機能美、そして組織美を追求した、
人間国宝が奏でる逸品をご堪能くださいませ。
【 商品の状態 】
中古品として仕入れて参りましたが良好です。
お手元に届いてすぐにお召しいただける状態でございます。
※お届け前にプレス加工をサービスしますので
お届けに10日ほどお日にちを頂戴します。
【 喜多川平朗(重要無形文化財保持者)について 】
【 生年・認定年・享年 】
1898年(明治31年) 7月15日生
1956年(昭和31年)重要無形文化財「羅」の保持者に認定
1960年(昭和35年) 重要無形文化財「有職織物」の保持者に認定
1988年(平成20年) 11月28日没 享年90歳
京都西陣織の老舗俵屋の17代目。
古代絹織物「羅」の復元や宮中の儀式などに使う
有職織物の第一人者。
日本伝統工芸会会員でもあった。
俵屋は江戸末期には有職織物も手がけており、
父である喜多川平八も西陣の名匠。
初め画家を志望し、1921年京都市立絵画専門学校日本画科を卒業。
その後、父の元で修業を開始し、同時に染織史や
染織技術史の研究を志す。
昭和天皇即位大典儀式用の装飾、装束織物をはじめ
伊勢神宮式年遷宮の御神宝織物、新築された国会議事堂衆議院、
貴族院の玉座や装飾織物などを製織。
宮中や神宮、神社への調達用の織物も数多く手がけた。
【 経歴 】
1898年 京都西陣機屋俵屋16代目喜多川平八の長男として生まれる
1921年 京都市立絵画専門学校日本画科を卒業する。
1927年 宮中装束調進の高田義男の要請により有職織物製織業を始める
1928年 天皇ご即位大典儀式用装飾、装飾織物を謹製する
1929年 第五十八回伊勢神宮式遷宮の御神宝織物を製作する
1931年 貴・衆議員の新築用の玉座その他の装飾織物を製作する
1953年 第五十九回伊勢神宮式年遷宮の御神宝織物を製作する
1956年 重要無形文化財「羅」の技術保持者に認定される
1960年 重要無形文化財「有職織物」の技術保持者に認定される
1967年 西陣織物工業組合の西陣織500年記念式典に当たり
文化功労者賞受賞。紫綬褒章受章。
1968年 キワニス文化賞 受賞
1970年 京都市文化功労者として表彰される
1973年 第六十回 伊勢神宮式年遷宮の御神宝織物を製作する
勲四等旭日小綬章を受章する
1974年 文化庁製作の記録映画「有職織物」喜多川平朗の技の撮影完了
1988年 11月28日没。享年90歳
絹100% 長さ約3.8m(長尺)
柄付け:全通柄
※たれ先からトンネル仕立て
◆最適な着用時期 6月下旬~9月上旬の盛夏
◆店長おすすめ着用年齢 ご着用年齢は問いません
◆着用シーン 音楽鑑賞、観劇、お食事、お出掛け、ご旅行、趣味のお集まりなど
◆合わせるお着物 夏の色無地、小紋、織・上布のお着物など
※仕立て上がった状態で保管されておりましたので、折りたたみシワがついております。この点をご了解くださいませ。