商品番号:1551571
(税込)
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【 仕入れ担当 中村より 】
京の染色工芸を代表する小倉家。
100年以上の歴史を持ち、初代・小倉萬次郎は、
明治・大正の友禅界を代表する一人として活躍いたしました。
その小倉家五代目、日本工芸会正会員・小倉淳史氏による
希少な訪問着のご紹介です。
御仕立て上がりならではのお値段でご紹介させていただきます。
明るい色彩が魅了的な一枚。
なかなかご紹介の機会はございませんのでどうぞお見逃しなくお願い致します。
【 お色柄 】
シボ感のあるしなやかな縮緬地。
爽やかな黄色を基調にして、
暈し染めを施し、
絞り染であらわした蘭の花模様。
心地よい無地場との関係性。
その構図に気品溢れる上品なお色選び、絞り故に独特の味わい深い風合い。
どれをとっても美しく、まさに一流のお品でございます。
氏の作品自体、そうそうお見かけになれるお品ではございません。
業者間でも勿論のこと高額で取引されている作家さんのお一人です。
【 商品の状態 】
中古品として仕入れて参りましたが良好です。
お手元に届いてすぐにお召しいただける状態でございます。
【 小倉淳史氏について 】
小倉淳史氏の父、小倉建亮は小倉家の四代目として友禅染を学び、
独自の作風を完成させる為に義母の実家で絞り染を学び、
遂に「絞り染の小倉」、「辻が花の建亮」として名をなしました。
小倉淳史氏は建亮氏の長男でいらっしゃいます。
1946年 京都に生まれる。
1973年 第10回伝統工芸染織展に初入選その後入選、入賞多。
1984年 NHKの依頼で、国友家の家康小袖を復元。
1988年 NHKの依頼で、徳川美術館の家康小袖二領を復元。
1999年 京都国立博物館の依頼で辻ケ花小袖を再現。
これまでに、東京・大阪・京都・パリで作品展を開催。
今年秋にはドイツにて作品展を予定。
現在、日本工芸会正会員。
表裏:絹100% (縫製:手縫い)
※パールトーン加工済
身丈(背より) | 156cm (適応身長161cm~151cm) (4尺1寸2分) |
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裄丈 | 66cm(1尺7寸4分) |
袖巾 | 33cm(0尺8寸7分) |
袖丈 | 56cm(1尺4寸8分) |
前巾 | 23.5cm(6寸2分) |
後巾 | 29.5cm(7寸8分) |
【裄丈のお直しについて】
概算ではございますが、以下の最長裄丈までお出しできるものと思われます。
≪最長裄丈≫ 裄丈70cm(1尺8寸5分) 袖巾35cm(9寸2分)
※目視での縫込みの確認による概算となります。詳細はお気軽にお問い合わせ下さいませ。
◆最適な着用時期 10月~翌年5月の袷頃
◆店長おすすめ着用年齢 ご着用年齢は問いません
◆着用シーン パーティー、芸術鑑賞、観劇、お付き添い、お食事会など
◆あわせる帯 袋帯、九寸名古屋帯など
※着姿の画像はイメージ写真です。柄の出方が少々異なる場合がございます。
※仕立てあがった状態で保管されておりますので、たたみシワなどがあることがございます。この点をご了解くださいませ。