商品番号:1551506
(税込)
一枚は持っておきたい、憧れのブランド。
竺仙の【綿絽白地浴衣】のご紹介です。
浴衣としてはもちろん、きちんと着付ければ夏着物風にも楽しめる一枚。
花火大会や夕涼み、お祭りなど、夏のひと時を華やかに演出してくれることでしょう。
汗ばむ時期にも軽やかに歩を進めたくなるような、
洗練された佇まいが魅力的でございます。
まさに「江戸の粋」を体現した作品。
伝統的なものづくりを受け継ぎながらも常に新しく
見るものを魅了する竺仙浴衣の趣をぜひご自身でご堪能下さい。
【色・柄】
透け感のある綿絽に、力強く描かれた波の模様が涼を誘う一枚。
竺仙ならではの柔らかな絽の織りが夏の風にはえます。
大胆ながらで藍一色の潔さで、粋で大人っぽい印象に。
夕涼みや夏祭りにぴったりの、江戸の風情上質な浴衣です。
【生地】
竺仙の綿絽生地は【平絽】ではなく、絽目を不規則にならべ【乱絽】にしたオリジナル生地です。
実際にお召しいただくと、爽やかで涼しげな印象を与えます。
この綿絽の生地は戦後、正絹の七五三絽を模して、木綿で織り上げました。
短繊維の木綿では七五三をきれいに織れず、不揃いが生じましたが、
それが返って自然な涼しさを醸し出し、それ以来この生地が使用されているそうです。
また、今や木綿の反物で見かけない細い糸で織られていますので、他とは違う触感を楽しんでいただけるかと思います。
【染め】
染めは型に沿って糊を施し染料を注ぎ込む、注染という染色法を採用しております。
独特な技法により、手仕事特有の他には無い染め上がりを醸し出しております。
【 竺仙について 】
天保13年(1842年)に創業されてより…今に至るまでの間、
多くの方の心を魅了してやまないお品を作り続けていらっしゃいます。
創業当初は友禅を売っていましたが、その後お客様の要望によって型を起こし小紋を染めるようになり、
さらに浴衣の染めも始めたのが竺仙の浴衣の始まりです。
当時の浴衣の主流が無地や絞りだった中、小紋染めの板場を活用することで生み出された竺仙の自由で新しい柄ゆきの浴衣は、
当時のファッションリーダーでもあった歌舞伎役者に好まれ、庶民に「粋」として広まっていきました。
そして三代目の頃には、「竺仙の染めは粋ひとがら(=粋であること)」という軸が確立していくのです。
竺仙さんのお品には必ず『竺仙鑑製』の文字が染め抜かれております。「鑑」とは、
手本になる、かがみ、また目利きなどの厳しい意味があります。
全てのお品を自社で企画し、江戸・明治から伝わる型紙と長年培われてきた職人さんの技術を結集して生み出される逸品。
妥協のないこだわりのお品を生み出す覚悟が、この「鑑」という一文字に込められています。
竺仙ではデザインの良し悪しの判断は当主の役割。
歴代当主は、お客様にはっきりと「似合う」「似合わない」を断じてきたと言います。
磨かれた「目」を以って生み出されたデザインは、時代を経てもなおその輝きを失うことはありません。
もちろん生地にもこだわります。
竺仙の生地はすべてオリジナル。
美しいデザインを正確に表現できる生地を求め、夏の衣料であるという原点にこだわってこそ、初めて竺仙の浴衣が完成します。
※文章内容『竺仙のゆかた 江戸の粋』宮下政宏著 参照
綿100%
長さ約12m 内巾38cm
日本製
【着用シーン】花火大会、夏祭り、夏のイベント、夏のお出掛けに!
※着姿の画像はイメージ写真です。柄の出方が少々異なる場合がございます。
※手縫いのバチ衿仕立て(背伏せなし・ポリエステル糸使用)になります。
お仕立て料金はこちら
海外手縫い仕立て22,000円(全て税込)
※国内手縫い仕立て+4,400円(税込)