商品番号:1550991
※今回ご紹介のお品は過去に販売されたものから、特に人気の高い柄だけを厳選して出品させていただいたものでございます。現品はございませんが、この意匠で染め出し可能でございます。
色や生地の変更、刺繡の追加加工なども承ることももちろん可能でございます。
まずはお問い合わせくださいませ。
【 仕入れ担当 中村より 】
本格京友禅を施した、大変素晴しいひと品。
今回、オシャレなお柄を別注して
染め出していただきました!
年々生産数の落ちている良き染帯。
特に夏帯は需要の少なさから
原価の高騰なども重なり、どんどん数がすくなっております。
今回白生地に用いた五泉の名門、小熊ブランドが残念ながら、
廃業されたため、今後のご紹介はほぼないかと存じます。
探してみると見つからないお洒落な染帯!
注目を浴びること間違いなし!
粋なあなた様へおすすめさせていただきます。
もちろん量産ができるお品ではございませんので、
一点ずつ、丁寧に創作されたお品を、どうぞご堪能くださいませ。
【 色・柄 】
手描友禅の染めの緻密な仕事が施された特選染帯。
駒絽地は、上等な厚みが良きものと手触りにも感じさせてくれます。
こっくりと深い、夜を思わせる黒色を基調とした帯地。
意匠には百鬼夜行のお柄を表現しました。
がしゃどくろが存在感溢れる、
思わずひやっと涼しくなってしまう仕上がりです!
もちろん、すべて職人さんが染筆であしらった本手描染めのお品ですので、
染め色はしっかりと裏まで通っています。
【 京友禅について 】
経済産業大臣指定伝統的工芸品(1976年6月2日指定)
京都府知事指定伝統工芸品
京都の伝統工芸品の1つで古来の染色技法を
扇絵師の宮崎友禅斎が大成したもの。
元禄時代に京都で生み出された友禅技法で
日本三大友禅(京友禅、加賀友禅、
江戸(東京)友禅)の1つ。
「糸目糊」という糊を用い、筆で色付けする際に
滲んで色移りすることを防ぐ防染技術が用いられており、
基調の色が決まっておらず、当時の公家や大名好みの
デザインに多彩かつ鮮やかな色合いや金銀箔、刺繍などが
用いられた絢爛豪華、かつひときわ華やかな印象のものが多い。
明治時代には化学染料と糊で色糊を作り
型紙によって友禅模様を写し染める「写し友禅染め」が
友禅染めの中興の祖と称えられる廣瀬治助によって
発明され、「型友禅」として大量生産が可能となった。
量産できるようになった友禅染めは一気に普及し
飛躍的な発展を遂げ、昭和51年6月(1976年)には、
経済産業省指定伝統的工芸品として指定を受け、
現在も世界中から高い評価を得ている。
絹100% 長さ3.6m(お仕立て上がり時)
白生地には新潟県五泉市の特選竪絽塩瀬地を使用しております。
※おすすめ帯芯:突起毛綿芯
お太鼓柄
◆最適な着用時期 6月下旬~9月上旬の盛夏
◆店長おすすめ着用年齢 ご着用年齢は問いません。
◆着用シーン 街着、観劇、コンサート、お食事など。
◆あわせる着物 小紋、色無地、付下げ、御召、紬
※通気性を重視される方は、「夏綿芯」のお仕立てをお勧めいたします。
※帯芯と帯地の相性及び張りのある仕上がりを重視される方は、突起毛綿芯のお仕立てをお勧めいたします。
「夏綿芯」
★名古屋仕立て
「夏綿芯」(税込11,550円※帯芯代含む)
「突起毛綿芯」(税込10,450円※帯芯代含む)
胴に巻く部分から手先までを半分に折って縫製された仕立て方です。
お着付けの際に半分に折る必要がないので、楽に着付けることが出来ます。
★開き仕立て
「夏綿芯」(税込14,850円※帯芯代含む)
「突起毛綿芯」(税込13,750円※帯芯代含む)
半分に折らずに帯地と帯芯をかがって仕立てます。
胴回りをご自身の好きな巾で結ぶことができます。
★松葉仕立て
「夏綿芯」(税込14,850円※帯芯代含む)
「突起毛綿芯」(税込13,750円※帯芯代含む)
手先の部分だけを半分に折って縫製された仕立て方です。
胴回りは折らずに仕立ててあるのでご自身の好きな巾に調節することができ、
かつ手先は半分に折っているので楽に着付けをすることが出来ます。