商品番号:1550988
(税込)
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【 仕入れ担当 渡辺より 】
唐織一筋、丁寧なものづくりをされている
【 河合康幸 】氏による、古典柄をかなり
ボリュームある唐織で織り上げた表情豊かな
特選夏物袋帯のご紹介です。
盛夏の時期に涼やかな軽やかな絽の帯地に
しっかりとした凹凸ある、刺繍とみまごう
唐織のお柄が味わい深い、合わせやすい地色のお品で、
色留袖、訪問着、付下げ、色無地、江戸小紋などの
お着物とのコーディネートで上品な華やぎを感じさせる
帯姿をお楽しみいただけることでしょう。
【 お色柄 】
涼やかで軽やか、薄手で独特のシャリ感のある
オフホワイトの絽の帯地に、ごくごく淡いトーンの
優彩の絵緯糸使いで、一面の四海波のお柄と、浮線蝶と
花菱を組み合わせた色紙のような正方形がバランスよく
織りあしらわれております。
【 唐織について 】
生地は三枚綾組織(西陣で錦地:にしきじと
呼ばれる組織)で、多彩な色糸を用い、お柄を
刺繍のように縫いとりで織りだす技法。
緯糸(よこいと)ニ越の間に、絵緯糸(えぬきいと)
一越を挟み込むように製織される。
古くは能装束に用いられ、最大の特徴である
刺繍のようにも見える立体感で、現在は高級帯地をはじめ
婚礼意匠などにも用いられる。
元々は中国から渡来した織物の総称。
【 河合康幸について 】
西陣織工業組合所属
西陣織工業組合証紙はNo.2428
西陣の名門・河合美術織物にて修行後、
平成4年に45歳で独立。
以来現在に至るまで唐織一筋に帯を
製織している。
【 西陣織について 】
経済産業大臣指定伝統的工芸品(1976年2月26日指定)
多品種少量生産が特徴の京都(西陣)で
生産される先染の紋織物の総称。
起源は5〜6世紀にかけて豪族の秦氏が
行っていた養蚕と織物とされ、応仁の乱を期に
大きく発展した。
18世紀初頭の元禄~享保年間に
最盛期を迎えたが、享保15年(1730年)の
大火により職人が離散し大きく衰退。
明治期になりフランスのリヨンよりジャカード織機を
導入した事でこれまで使用されてきた空引機
(高機)では出来なかった幾多の織物が
産み出され量産が可能となった。
織機はおもに綴機、手機、力織機の3種類で
企画・図案から意匠紋紙、糸染、整経、綜絖、
金銀糸、絣加工等多くの工程があり、これらの
一つひとつの工程で熟練した技術者が丹念に
作業を行っている。
西陣織には手の爪をノコギリの歯のように
ギザギザに削って図柄を見ながら織り上げる
「爪掻本綴織」、「経錦(たてにしき)」、
「緯錦(ぬきにしき)」、「緞子(どんす)」、
「朱珍(しゅちん)」、「紹巴(しょうは)」
「風通(ふうつう)」、「綟り織(もじりおり)」、
「本しぼ織」、「ビロード」、「絣織」、「紬」など、
国に指定されているだけでも12種類の品種がある。
「西陣」および「西陣織」は西陣織工業組合の登録商標である。
絹100%・金属糸風繊維除く
長さ約4.35m(お仕立て上がり時)
柄付け:お太鼓柄
耳の縫製:本袋帯のため耳の縫製はなし
おすすめの帯芯:夏綿芯(白)
西陣織工業組合証紙No.2428 河合康幸謹製
◆最適な着用時期 盛夏(6月末~9月上旬)
◆店長おすすめ着用年齢 ご着用年齢は問いません
◆着用シーン ご結婚式・式典へのご参列、パーティー、お付き添い、お茶席、和のお稽古、観劇 など
◆あわせる着物 訪問着、付下げ、色無地など