商品番号:1550882
(税込)
【仕入担当 竹中より】
きちんと確かな格は欲しいけれど、名古屋帯ではちょっと軽い…
そんな格とさり気なさを兼ね備えた一本をお探しの方に。
ご存知、名門「山口美術織物」の、
上質な唐織九寸帯をご紹介いたします。
周りの方との調和や目上の方への敬意をも含ませたいのが和姿。
色無地や付下げ、飛び柄の品良い小紋などにぴったりの表情は、
女性らしさを残しつつも確かな気品が香りたつ、
まさに本品のようなお品は意外と出番も多いものです。
【商品の状態】
リサイクル仕立て上がり品として仕入れました
締め跡もわずかなおおむね美品です
【お色柄】
しなやかな地風に織り上げられたアイボリークリームの帯地
松皮菱の地紋を一面に織りあらわしたその上に、
ふうわりふわり、えもいわれぬ優しいムードに浮かび上がる桜模様。
唐織のふっくりとした絹糸使いは申し上げるまでもなく、
女性美を体現するかのようなやわらかな表情が、
その場の空間までをも優しく演出いたします。
桜のお柄は、春にお締めいただくのが一番ではございますが、
意匠化されておりますので、
お茶席など以外でしたら、季節を問わずにもお使いいただけます。
また、裏地となる返し部分にも千羽鶴の地紋が織り出され、
こだわりのものづくりの姿勢が垣間見えます。
名門ならではの安心感もございますね。
どうぞこの機会をお見逃しなきようお願いいたします!
【 山口美術織物について 】
京都の唐織メーカー
1992年(平成4年)創立
もともと帯地の製織が専門だったが、能衣装や
打掛も手がけており、最近ではきもの地も制作している。
【 沿革 】
1992年 京都市中京区で会社設立
1996年 伊勢神宮にて平和と五穀豊穣を願って
意匠された几帳「天恵日輪豊穣文」
「天恵月煌豊穣文」と卓飾を奉納
1997年 東京霞ヶ関 旧華族会館において
第一回紫雲会同人会作品展を主催
唐織きもの「唐織御衣」を発表
1998年 アールヌーボーの巨匠エミール・ガレや
ドーム兄弟など当社所蔵のコレクションから
唐織・友禅染などに昇華した作品集
「アールヌーボーコレクション」を発表
2000年 東映創立五十周年記念作品
『千年の恋 ひかる源氏物語』において
十二単や束帯など平安王朝期の衣裳を復刻
映画衣裳・キャンペーンの着物を製作協力する
2002年 京都東山の鷲峰山高台寺創建400周年記念事業の一環として、
高台寺とその塔頭圓得院所蔵の宝物『秀吉の陣羽織』や
『北政所ねねの小袖』数点の復元製作を依頼され、
京都国立博物館、高台寺「掌」美術館など
各博物館のご協力のもと、陣羽織製作のためだけに
発注された特別製の手機織り機にて着手
2003~2005年
フジテレビドラマ『大奥』シリーズの衣裳を製作
衣裳監修・協力
2003年 1年の歳月をかけ完成した『北政所ねねの小袖』復元三点を奉納
2006年 4年の歳月をかけ完成した『秀吉の鳥獣文様陣羽織』復元綴織を
奉納する
劇場版『大奥 絢燗きもの図鑑』発行
2007年 舞台『大奥』の衣裳を製作
2008年正月映画『茶々』の時代衣裳を製作
2008年 正月映画『母べぇ』の映画キャンペーンのきものを製作。
11月公開の『まぼろしの邪馬台国』女王・ヒミコの衣裳を製作
2010年 舞台『大奥』の衣裳を製作協力する
2011年 舞台『大奥 第一章』の衣裳を製作協力
2012年 御寺泉涌寺別院雲龍院「春の特別拝観」にて『大奥衣装展を開催』
絹100%(金属糸風繊維のぞく) 長さ3.9m
柄:太鼓柄
山口美術織物謹製
◆最適な着用時期 袷の季節(10月~翌5月)
◆店長おすすめ着用年齢 ~50代頃
◆着用シーン ご友人・同僚等の結婚パーティー、お子様行事のお付添い、
茶席、お食事、コンサート、ご挨拶等
◆あわせる着物 付下げ、色無地、格高い小紋等
※仕立て上がった状態で保管されておりましたので、折りたたみシワがついております。この点をご了解くださいませ。