商品番号:1550817
(税込)
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【 仕入れ担当 田渕より 】
このような作品との出逢いは御仕立て上がりならではでしょう。
総絣を用いた大変希少な本場白大島紬訪問着のご紹介です。
遥かなる雅の時代へと誘う、王朝文化の華やぎを重ねたひと品。
千年の美意識からなる息遣いを、
どうぞお手元でご堪能下さいませ。
【 お色柄 】
まろみのある白大島特有のオフホワイトの地。
細やかな蚊絣を背景に、多色で繊細に描かれた宮廷風の女性たちが舞うように配置されています。
個々の人物の存在感と調和が絶妙に表現され、
まるで絵巻物の一節を纏うかのような贅沢な印象を与えます。
洒落味と品格を併せ持つ本品は、観劇や美術館など文化的な場にも。
昔ながらのしっかりとした仕事、本当にヨキモノをお探しの方に…
自信と責任を持って、おすすめいたします。
【 商品の状態 】
中古品として仕入れて参りましたが良好です。
お手元に届いてすぐにお召しいただける状態でございます。
【 大島紬について 】
経済産業大臣指定伝統的工芸品(1975年2月17日指定)
鹿児島県の奄美大島を中心に作られている織物。
世界三大織物にも数えられ、織る前に糸を染める先染、
手織りの平織、絣合わせをして織上げたものは
「本場大島紬」の名で伝統工芸品に指定されている。
しなやかで軽く、シワになりにくいという特徴がある。
手紡ぎの糸を、「テーチ木」(車輪梅)という
奄美エリアに生息する植物の煎汁液と、
鉄分を含む泥土でこげ茶色に発色させ、
手織りする伝統的技法が主だった染色方法。
藍、白、色大島などもある。
大島紬は独特の絣使い(細い点)と先染め、製法等限られた
条件の中で約84種類があり、染色別が6種類、糸の配列による
組織別14種類をかけ合わせて作る
表裏:絹100% (縫製:手縫い)
◆八掛の色:珊瑚色
※衿裏は引き紐の付いたお仕立てです。
身丈(背より) | 159cm (適応身長164cm~154cm) (4尺2寸0分) |
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裄丈 | 65cm(1尺7寸2分) |
袖巾 | 33cm(0尺8寸7分) |
袖丈 | 55cm(1尺4寸5分) |
前巾 | 22.5cm(5寸9分) |
後巾 | 30cm(7寸9分) |
【裄丈のお直しについて】
概算ではございますが、以下の最長裄丈までお出しできるものと思われます。
≪最長裄丈≫ 裄丈67cm(1尺7寸7分) 袖巾34cm(9寸0分)
※目視での縫込みの確認による概算となります。詳細はお気軽にお問い合わせ下さいませ。
◆最適な着用時期 10月~翌年5月の袷頃
◆店長おすすめ着用年齢 ご着用年齢は問いません
◆着用シーン カジュアルパーティー、趣味のお集まり、芸術鑑賞、観劇、お食事、お出かけなど
◆あわせる帯 洒落袋帯、九寸名古屋帯など
※着姿の画像はイメージ写真です。柄の出方が少々異なる場合がございます。
※仕立てあがった状態で保管されておりますので、たたみシワなどがあることがございます。この点をご了解くださいませ。