商品番号:1550516
(税込)
【 仕入れ担当 中村より 】
知る人ぞ知る西陣織の名門【小森織物】より、
皇室献上作家【藤井寛】監修による正統派古典の意匠を織りなした、
美しき特選袋帯をご紹介致します。
卓越した意匠構成の魅力を余すことなく引き出す
繊細かつ丁寧な織りの美しさ…
式典や祝賀会、披露宴など、格式や礼節を重んじる場に
これ以上にふさわしいお品はございません。
留袖から訪問着、色無地などに合わせて、
高雅な華やぎを纏った佇まいをお楽しみください。
【 お色柄 】
白練色に引箔をあしらった絹地に、典雅な箔糸、色糸使いで
藤井寛氏の代表的なお柄である「雲取り」に宝相華を織り上げました。
古典の意匠を引き立てる典雅な彩りは、どのようなお着物にも
優雅な気品を演出してくれることでしょう。
細部まで計算された糸使いと、巧みな織りからなる
意匠の豊かな立体感も実に美しく、小森織物さんならではの、
歴史に裏打ちされた技術力と意匠の美しさをご堪能頂ける作品でございます。
【 藤井寛について 】
皇室献上友禅作家
【 所属 】
京友禅協同組合連合会
京都工芸染匠協同組合
京都手描き友禅協同組合
京都伝統の技と心を受け継ぎ、さらには
皇室へ度重なる献上の栄誉を授かる京都の匠。
熟練の技を必要とする挿し友禅を極め、
独自の創作世界を築く。
中学卒業から家業を手伝い、大学卒業後は
下絵師であった父に師事。
中小企業の経営学や油絵を学んでおり
家業とは別の道も考えていたが、着物職人の
地位向上を図りたいという想いで家業を承継。
「雲取り」や「山取り」が代表的なお柄。
【 経歴 】
1935年 下絵師・藤井桃陰の長男として生まれる
1956年 藤井画房設当初はお誂えの受注制作
1959年 同志社大学経済学部卒業
後、父桃陰に師事する
1960年 「藤井画房」を「富宏染工」に改名
1972年 富宏染工株式会社設立 同時に工房を設立
2020年 藤井友子が代表取締役に就任
藤井寛は会長へ
【 小森織物について 】
西陣織工業組合所属
西陣織工業組合証紙はNo.54
1892年(明治25年)創業
着物通の間では「小森の帯」として、その織技術と
意匠の美しさで知られる老舗機屋。
織物の一貫生産を行っており、織機の原型である
「空引き機」を復元した。「寿恵利」「双重布久路」の
二つの商標登録ブランドは、現在もロングセラーを
続けている。
【 西陣織について 】
経済産業大臣指定伝統的工芸品(1976年2月26日指定)
多品種少量生産が特徴の京都(西陣)で
生産される先染の紋織物の総称。
起源は5〜6世紀にかけて豪族の秦氏が
行っていた養蚕と織物とされ、応仁の乱を期に
大きく発展した。
18世紀初頭の元禄~享保年間に
最盛期を迎えたが、享保15年(1730年)の
大火により職人が離散し大きく衰退。
明治期になりフランスのリヨンよりジャカード織機を
導入した事でこれまで使用されてきた空引機
(高機)では出来なかった幾多の織物が
産み出され量産が可能となった。
織機はおもに綴機、手機、力織機の3種類で
企画・図案から意匠紋紙、糸染、整経、綜絖、
金銀糸、絣加工等多くの工程があり、これらの
一つひとつの工程で熟練した技術者が丹念に
作業を行っている。
西陣織には手の爪をノコギリの歯のように
ギザギザに削って図柄を見ながら織り上げる
「爪掻本綴織」、「経錦(たてにしき)」、
「緯錦(ぬきにしき)」、「緞子(どんす)」、
「朱珍(しゅちん)」、「紹巴(しょうは)」
「風通(ふうつう)」、「綟り織(もじりおり)」、
「本しぼ織」、「ビロード」、「絣織」、「紬」など、
国に指定されているだけでも12種類の品種がある。
「西陣」および「西陣織」は西陣織工業組合の登録商標である。
絹80%
指定外繊維(和紙)5%
指定外繊維(紙)・ポリエステル・レーヨン・綿(金属糸風)15%
長さ約4.36m(お仕立て上がり時)
西陣織工業組合証紙No54 小森織物謹製
耳の縫製:かがり縫い
おすすめの帯芯:綿芯
六通柄
◆最適な着用時期 10月~翌年5月の袷頃
◆店長おすすめ着用年齢 ご着用年齢は問いません
◆着用シーン 結婚式、披露宴、パーティー、音楽鑑賞、観劇、お食事会、付き添いなど
◆あわせる着物 色留袖、訪問着、付下げ、色無地など