商品番号:1550402
【 仕入れ担当 渡辺より 】
高い技術とこだわりをもつ染匠にしか生み出せない、
白上げで見せる、なんとも風雅で洗練された意匠…
メディアにも多数取り上げられている、
有名染匠が手掛けた
本格京友禅の夏付下げをご紹介いたします!
今では本当に少なくなりました。
夏物自体の制作数が少なくなっているいま現在、
特に少ないのはフォーマルのお品。
本品のような手間のかけられた作品ともなれば
なおさら数はございません。
中でも濃地の作品は本当に数が少なく、
本品のように白上げを基調とした作品であれば、
より一層染技術の良さを実感いただけることと存じます。
この仕上がり、きっと染めものに詳しいお方なら、
その良きものの価値をお分かり頂けることと思います。
昔ながらの手染めにこだわり、よき友禅の加工、ハイセンスな
デザインの専門店向けの逸品ばかりを創作されている、
京の工芸染匠のお品でございます。
一点限り、厳選して買い付けてまいりましたので
お目に留まりましたら是非ともお見逃しなく!
【 お色柄 】
ぽってりと滑らかな五泉の駒絽地。
地色はこっくりと深い墨紺色に染め上げ、
白上げにて高野槇の意匠を伸びやかなに染描きました。
白上げの中にも薄枯茶色の暈しを施し、
お柄に奥行きをもたせ、
地色に映える銀彩がグッと高級感を演出いたします。
色挿しに構図、どれを見ても素晴らしい
その仕上がりには、思わず言葉を失います。
細部に渡り、まるで見惚れてしまうほどの美しさを兼ね備えた一枚です。
【 京友禅について 】
経済産業大臣指定伝統的工芸品(1976年6月2日指定)
京都府知事指定伝統工芸品
京都の伝統工芸品の1つで古来の染色技法を
扇絵師の宮崎友禅斎が大成したもの。
元禄時代に京都で生み出された友禅技法で
日本三大友禅(京友禅、加賀友禅、
江戸(東京)友禅)の1つ。
「糸目糊」という糊を用い、筆で色付けする際に
滲んで色移りすることを防ぐ防染技術が用いられており、
基調の色が決まっておらず、当時の公家や大名好みの
デザインに多彩かつ鮮やかな色合いや金銀箔、刺繍などが
用いられた絢爛豪華、かつひときわ華やかな印象のものが多い。
明治時代には化学染料と糊で色糊を作り
型紙によって友禅模様を写し染める「写し友禅染め」が
友禅染めの中興の祖と称えられる廣瀬治助によって
発明され、「型友禅」として大量生産が可能となった。
量産できるようになった友禅染めは一気に普及し
飛躍的な発展を遂げ、昭和51年6月(1976年)には、
経済産業省指定伝統的工芸品として指定を受け、
現在も世界中から高い評価を得ている。
絹100%
断ち切り身丈175cm、内巾37cm(最大裄丈約70cm、最大袖巾約35cm)
◆最適な着用時期 6月下旬~9月上旬の盛夏頃
◆店長おすすめ着用年齢 ご着用年齢は問いません
◆着用シーン 披露宴、お付き添い、パーティーなど
◆あわせる帯 夏の袋帯など
※着姿の画像はイメージ写真です。柄の出方が少々異なる場合がございます。
お仕立て料金はこちら
湯のし1,650円+衿裏2,200円+海外手縫い仕立て35,200円(全て税込)
※国内手縫い仕立て+14,300円(税込)
※刺繍・絞り加工がされている商品の場合は【湯のし1,650円→手のし3,300円】に変更となります。