商品番号:1550207
(税込)
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【 仕入れ担当 渡辺より 】
創作図案家【 若松華瑶(わかまつかよう) 】の
能装束のデザインを唐織にて帯に織り上げた、
特選袋帯のご紹介です。
古典由来の意匠をモチーフにした、完成度の高いデザインで、
正統の古典に沿いながらも、個性を忘れず活かす
お着物好きの方におすすめのお品でございます。
華美になり過ぎず、
それでいて高級感も感じさせる一品で、
末永く重宝いただけるかと存じます。
お目に留まりましたら是非ともお見逃しなく!
【 お色柄 】
薄手に織り上げられた、ややシャリ感のある薄香色の帯地。
一面に同色の唐織にて小葵文様を一面に織りなし、
お太鼓には葡萄鏡裏文を織り上げました。
シンプルなデザインながら、目を惹く仕上がりは
若松華瑶ならでは、まさに創作図案家の真骨頂と言えるでしょう。
【 商品の状態 】
中古品として仕入れて参りましたが良好です。
お手元に届いてすぐにお召しいただける状態でございます。
【 若松華瑤について 】
西陣織、また能装束の世界で、氏を抜きにしては何も語ることはできません。
あふれ出る天賦の才能、能装束に、織物にかける情熱…。
「昭和能装束百種」に代表される若松華瑶氏の卓抜したセンス。
「意匠に困ったり、デザインが浮かんで来ないなんてことはない」と言い切り、
むしろ、「次から次へと湧いてくる図案の整理のほうが難儀する」ほどで、
その圧倒的な華やかさは、現在でも人々を魅了し続けてやみません。
明治28年 京都市に生まれる
明治43年 西陣織物業「山岸重助商店」入社
大正12年 西陣織物業「若松清一商店」開店
昭和5年 第一次能装束研究会を興す
昭和33年 行司装束第1号を制作、木村庄之助氏に贈呈
昭和38年 世阿弥誕生600年を記念して昭和能装束前期50作の制作開始
昭和39年 ニューヨーク世界博覧会に展示出品
昭和41年 昭和能装束後期50作制作開始
昭和42年 昭和能装束前期50作完成、京都市美術館にて展覧
昭和49年 昭和能装束後期50作完成、「昭和能装束百種」完成
一般公開を前に急逝、享年78歳
京都市美術館にて「若松華瑤遺作昭和能装束百種展」開催
絹100%・金属糸風繊維除く 長さ約4.4m
柄付け:六通柄
耳の縫製:かがり縫い
◆最適な着用時期 10月~翌年5月の袷頃
◆店長おすすめ着用年齢 ご着用年齢は問いません
◆着用シーン ご結婚式・式典へのご参列、パーティー、お付き添い、観劇、お茶席など
◆あわせる着物 訪問着、付下げ、色無地、江戸小紋など
※仕立て上がった状態で保管されておりましたので、折りたたみシワが付いております。この点をご了解くださいませ。