商品番号:1550137
【 仕入れ担当 渡辺より 】
一目見た瞬間に心動かされました…
大変珍しい本場久米島の織絵羽をご紹介いたします!
500年の伝統を守りながら、
その伝統に甘んじることなく研磨され、
次世代へと伝えられるその技とこころ。
織りのお着物ファンの方に…憧れの一品。
中でも大変希少、まずお品自体お見かけすることも無い
久米島紬の訪問着。
絣は入っておりませんが、
この自然美に満ちた色彩の妙…たまりません!!
化学染料では表現しえない草木染ならではのお色と
織の表情に心動かされ買い付けてまいりました!
久米島の織絵羽は過去数回しかご紹介がございません!
次回のご紹介はお約束できませんので
お目に留まりましたら是非ともお見逃しなく!
【 お色柄 】
ざっくりとした風合いながらも
ややハリ感のある紬地。
地色はゲッキツによる優しい緑を基調として、
福木、琉球藍による織暈しを表現しております。
染ではなく、織だからこそのこの表情…
草木染の良さ、風合いの良さ、織の良さ、
全てが高水準で掛け合わさったことで生まれる
唯一無二の表情に仕上がりました。
【 久米島紬について 】
経済産業大臣指定伝統的工芸品(1975年2月17日指定)
沖縄県無形文化財指定(1977年)
製作技術が重要無形文化財に指定(2004年)
久米島紬保持団体が重要無形文化財保持団体に認定
その技術が琉球王国時代以来の伝統を保つ、
製法は手作業による織物。14世紀末頃、久米島の
「堂の比屋(堂集落の長)」が明に渡り、養蚕の
技術などを学んだ事が始まりとされる。
糸は真綿からひいた手紡ぎの糸、染料は島内で採れる
主に車輪梅(ティカチ)、サルトリイバラ(グール)、
泥(媒染)、ナカハラクロキ(グルボー)、フクギ、
ヤマモモ、オオハマボウ(ユウナ)。
製織は手投杼を用いた手織である。
久米島紬の色の系統は以下
・黒褐色、茶系:グール(サルトリイバラ)とテイカチ(車輪梅)、泥
・青灰色、白灰系:ユウナ(オオハマボウ)を燃やした灰
・青丹、薄鶸系:ウージ(サトウキビ)
・濃青色、濃紺系:琉球藍
の彩りが最も多く、稀な彩りとしてはヤマモモとクルボー
(ナカハラクロキ)を用いた黄色系、媒染液によっては
ミョウバン媒染の赤味をおびた深みの黄色、泥による
鉄媒染の鶯色があり、近年は上記の他に椎の木、月橘、
月桃の植物染料を用いたもの、鉱業が盛んだった久米島の、
多彩な土を使っての新しい染色方法である千枚岩
(せんまいがん:フィライト)を用いた大地染などがある。
絹100%
身丈180cm、内巾37.5cm(最大裄丈約cm、最大袖巾約cm)
◆最適な着用時期 10月~翌年5月の袷頃
◆店長おすすめ着用年齢 ご着用年齢は問いません。
◆着用シーン カジュアルパーティー、音楽鑑賞、観劇、お食事会など
◆あわせる帯 洒落袋帯など
※着姿の画像はイメージ写真です。柄の出方が少々異なる場合がございます。
お仕立て料金はこちら
[ 袷 ]
解地入れ6,050円+※胴裏8,250円~+八掛8,800円+海外手縫い仕立て35,200円(全て税込)
[ 単 ]
解地入れ6,050円+衿裏2,200円+海外手縫い仕立て35,200円(全て税込)
※国内手縫い仕立て+17,600円(税込)
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