商品番号:1550126
(税込)
【仕入れ担当 竹中より】
西陣一流ブランド「織悦」…
細緻な意匠美、確かな技術で織り上げられた独特のその風情。
人を惹きつけるそのおりくち、後姿に魅せるこだわりを、
是非、お手に取ってご覧頂きたく存じます。
【お色柄】
しなやかな良質さを感じさせる錦の帯地。
その絹地はおだやかな樺茶色に織り上げられ
薄黄土やオフホワイトのいろどりのコントラストにて
全通にわたり洋唐花の意匠が趣豊に織り出されました。
金箔のきらめきが所作で浮き沈みし
洒落味になんともいえない神々しさが
感じられるおしゃれな仕上りとなっております。
本当にお手にとって触れていただけないのが残念なほどの仕上がり。
通常の織帯とは次元の違う重厚感のある風合い。
密なうちこみによって、斜め方向の伸縮性も高く、ギュッとして締めやすい…
また、全通柄でございますので、お柄が出しやすく、
ふくよかな方にもオススメかと存じ上げます。
本物の技術を、ぜひお手元でご確認くださいませ。
西陣の伝統文化の中から生み出された織悦独自の帯は、
着物の美しさをさらに引き出すだけでなく、
個性、風格を感じさせる仕上がりとなっております。
色無地、付下げ、小紋…そして、もちろん織のお着物にも!
モダンで味わい深い和姿をご堪能頂ける事でしょう。
織悦の逸品をお探しの方がいらっしゃいましたら、
ぜひこの機会をお見逃しなく!!
どうぞお手元で末永くご愛用下さいませ!
◆裏地をつけてお仕立て頂きますと袋帯としてもご愛用頂けます。
【 織悦について 】
西陣織工業組合所属
西陣織工業組合証紙はNo.503
1922(大正11)年創業
初代高尾菊次郎が好み心酔した本阿弥光悦と
織物作り一途の悦びの心境を評し、商号として
「織悦」と名付けた。
昭和初期にアップリケ、刺繍、ゴブラン式モール織、
両面織、梨地絽、本羅等の10数件の特許を取得するも、
奇をてらわず、いかなる時も使い手に喜ばれる物づくりに徹し、
琳派・正倉院文様・中近東・中南米などの文様を
巧みに取り入れ、菊次郎氏から引き継がれた
卓越した感性と独特の色使いの帯を製作、
国内外問わず高い評価を得ている。
【 西陣織について 】
経済産業大臣指定伝統的工芸品(1976年2月26日指定)
多品種少量生産が特徴の京都(西陣)で
生産される先染の紋織物の総称。
起源は5〜6世紀にかけて豪族の秦氏が
行っていた養蚕と織物とされ、応仁の乱を期に
大きく発展した。
18世紀初頭の元禄~享保年間に
最盛期を迎えたが、享保15年(1730年)の
大火により職人が離散し大きく衰退。
明治期になりフランスのリヨンよりジャカード織機を
導入した事でこれまで使用されてきた空引機
(高機)では出来なかった幾多の織物が
産み出され量産が可能となった。
織機はおもに綴機、手機、力織機の3種類で
企画・図案から意匠紋紙、糸染、整経、綜絖、
金銀糸、絣加工等多くの工程があり、これらの
一つひとつの工程で熟練した技術者が丹念に
作業を行っている。
西陣織には手の爪をノコギリの歯のように
ギザギザに削って図柄を見ながら織り上げる
「爪掻本綴織」、「経錦(たてにしき)」、
「緯錦(ぬきにしき)」、「緞子(どんす)」、
「朱珍(しゅちん)」、「紹巴(しょうは)」
「風通(ふうつう)」、「綟り織(もじりおり)」、
「本しぼ織」、「ビロード」、「絣織」、「紬」など、
国に指定されているだけでも12種類の品種がある。
「西陣」および「西陣織」は西陣織工業組合の登録商標である。
絹100%
金銀糸のぞく
長さ:約3.65m
西陣織工業組合証紙No.964 織悦謹製
◆最適な着用時期 10月~翌年5月の袷頃
◆店長おすすめ着用年齢 ご着用年齢は問いません
◆着用シーン お稽古、芸術鑑賞、ご友人との気軽なお食事 など
◆あわせる着物 付下 色無地、小紋、お召 など
★名古屋仕立て(税込9,350円※綿芯「松」代含む)
胴に巻く部分から手先までを半分に折って縫製された仕立て方です。
お着付けの際に半分に折る必要がないので、楽に着付けることが出来ます。
★開き仕立て(税込12,650円※綿芯「松」代含む)
半分に折らずに帯地と帯芯をかがって仕立てます。
胴回りをご自身の好きな巾で結ぶことができます。
★松葉仕立て(税込12,650円※綿芯「松」代含む)
手先の部分だけを半分に折って縫製された仕立て方です。
胴回りは折らずに仕立ててあるのでご自身の好きな巾に調節することができ、
かつ手先は半分に折っているので楽に着付けをすることが出来ます。
※開き仕立てと松葉仕立ては縫製の関係上帯芯が見える状態です。
着用時には見えませんので問題はございませんが、気になる方は+1,650円で裏地を付けることもできます。
ご希望の方は、「モス裏地付き」のお仕立てをお申し込み下さい。