商品番号:1550084
(税込)
【 仕入れ担当 田渕より 】
沖縄の光と風をそのまま織り込んだような…
大城廣四郎織物工房主宰、 日本工芸会正会員である
大城一夫氏による手織り琉球壁上布をご紹介いたします。
素材・染・意匠デザイン、その全てから
「伝統」「民芸」では納まりきらない魅力が溢れ出ているよう…
またとない良色柄を、どうぞお見逃しないようご覧下さいませ。
【 お色柄 】
夏に嬉しいシャリッとした肌ざわりに、風が通り抜けるような、
品良い透け感のある生地は艶やかな苔青色。
その地に、縦縞がすっと通り抜ける構成。
織り込まれたカキジャーにマユビチなどの伝統的な幾何の中に、
自然の息吹を宿したような柔らかさを湛えます。
まるで沖縄の海と陽を閉じ込めたかのよう。
真夏の空気を孕みながら、風にそっとなびく軽やかさ。
量産されることのない一点であり、近年では価格の高騰によりご紹介が困難になっております。
この夏に纏うべき本物のひと品、
どうぞご自身の目でその希少な織の美をお確かめください。
【 商品の状態 】
中古品として仕入れて参りましたが良好です。
お手元に届いてすぐにお召しいただける状態でございます。
【 琉球かすりについて 】
経済産業大臣指定伝統的工芸品(1983年4月27日指定)
生産地:沖縄県南風原町
生産数は年間3000反以上(帯含む)
※伝統的工芸品に指定されている
織物の中ではトップクラスの生産反数を誇る。
主に絹糸を使用した平織の織物で、糸の染色には
草木を原料とした染料のほか化学染料等が用いられる。
元々は泥藍で染めた木綿絣が原点で、現在では絹糸が
主流となり、生糸、玉糸、真綿のつむぎ糸、麻糸から
毛糸といった様々な糸が用いられている。
特に特殊な撚りをかけた壁糸を使うカベ上布は夏物の定番。
図案は琉球王府の御絵図帳(みえずちょう)に収蔵されており、
古くは手形(発注書のようなもの)の形で添付され
製織されていた。
植物、動物、生活用品などがモチーフで、ひとつひとつの
図柄に意味を持ち、種類は600種にもおよぶ。
表裏:絹100%(縫製:手縫い)
※居敷当付き、ガード加工済み
身丈(背より) | 159.5cm (適応身長164.5cm~154.5cm) (4尺2寸1分) |
---|---|
裄丈 | 66cm(1尺7寸4分) |
袖巾 | 33.5cm(0尺8寸8分) |
袖丈 | 49.5cm(1尺3寸1分) |
前巾 | 25cm(6寸6分) |
後巾 | 30cm(7寸9分) |
【裄丈のお直しについて】
概算ではございますが、以下の最長裄丈までお出しできるものと思われます。
≪最長裄丈≫ 現状が最大寸法です。
詳細はお気軽にお問い合わせ下さいませ。
◆最適な着用時期 単衣・盛夏(5月下旬~10月上旬)
◆店長おすすめ着用年齢 ご着用年齢は問いません
◆着用シーン お出かけ、芸術鑑賞、お食事、行楽など
◆あわせる帯 洒落袋帯、名古屋帯、半巾帯
※着姿の画像はイメージ写真です。柄の出方が少々異なる場合がございます。
※仕立てあがった状態で保管されておりますので、たたみシワなどがあることがございます。この点をご了解くださいませ。
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