◎この逸品をあなたに！特選≪西陣手織り≫袋帯 華陽謹製 「花笠手毬紋」

【仕入担当　竹中より】

「西陣の手織りであること」
これこそが希少となりつつある今日において、
織り手さんがこつこつと杼を投げて織り進めた手機の帯、
それがどれほど高値になりますか、きっと皆様ご存知のことと思います。
今回は、仕入れ先さんのご協力によりまして、
古き良き時代の伝統の織り技を感じさせてくれる、
「西陣手織り」の袋帯をご紹介させていただけることとなりました。


この織りくち、ぬき糸使い、風格。
本当に地値打ちのあるお品でございますので、
価値をお分かりいただける方に、お届けさせていただきたく思います。


【お色柄】
西陣の老舗であり名門・華陽謹製の袋帯でございます。
高貴なきらめきを放つ砂子金のしなやかな綴れ地に、
豊かな彩りを用いて風雅に織りあらわされた花笠に手毬、

楓に幔幕などの典雅な意匠美の世界。
なんと風趣な面持ちでございましょう。
大人の女性らしいしっとりとした帯姿を演出してくれます。

色留袖から訪問着、付下げ、色無地などとにどうぞ。
ここまでしっかりとした織りのお品、
現在西陣で手織りいたしましたらかなり高価に販売されてしまいます。
老舗の逸品、西陣の伝統技を、破格値にてご堪能下さいませ。

【　西陣織について　】
経済産業大臣指定伝統的工芸品（1976年2月26日指定）

多品種少量生産が特徴の京都（西陣）で
生産される先染の紋織物の総称。

起源は5〜6世紀にかけて豪族の秦氏が
行っていた養蚕と織物とされ、応仁の乱を期に
大きく発展した。

18世紀初頭の元禄～享保年間に
最盛期を迎えたが、享保15年（1730年）の
大火により職人が離散し大きく衰退。

明治期になりフランスのリヨンよりジャカード織機を
導入した事でこれまで使用されてきた空引機
（高機）では出来なかった幾多の織物が
産み出され量産が可能となった。

織機はおもに綴機、手機、力織機の3種類で
企画・図案から意匠紋紙、糸染、整経、綜絖、
金銀糸、絣加工等多くの工程があり、これらの
一つひとつの工程で熟練した技術者が丹念に
作業を行っている。

西陣織には手の爪をノコギリの歯のように
ギザギザに削って図柄を見ながら織り上げる
「爪掻本綴織」、「経錦（たてにしき）」、
「緯錦（ぬきにしき）」、「緞子（どんす）」、
「朱珍（しゅちん）」、「紹巴（しょうは）」
「風通（ふうつう）」、「綟り織（もじりおり）」、
「本しぼ織」、「ビロード」、「絣織」、「紬」など、
国に指定されているだけでも12種類の品種がある。

「西陣」および「西陣織」は西陣織工業組合の登録商標である。

バイヤー
竹中 浩一

090-4761-5225

日曜定休、休日は翌出勤日に対応させて頂きます。