【着物+帯2点セット】 【島根県指定無形文化財保持者 天野圭】 特選藍染手織り広瀬絣着尺 【日本工芸会正会員 城間栄順】 本場琉球紅型九寸名古屋帯

商品番号:1549903

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【 仕入れ担当 中村より 】
趣ある意匠、藍染めの深み、綿ならではの素朴な着心地の良さ…
島根県指定無形文化財、「広瀬絣」の技法で織り上げられた、
味わい深い魅力に溢れた特選綿着尺のご紹介です。

現在生産数が少なく、大変希少なお品ですので、
きもの市場でも滅多にご紹介のできないお品。

今回は日本工芸会正会員【 城間栄順 】氏の九寸帯とのコーディネートセットをご紹介。
染織工芸ファンに贈る至高のコーディネート。
お目に留まられました方は、どうぞこの機会をお見逃しなきようお願い致します。


【 色・柄 】
[着物]
ご覧いただけますでしょうか。
自然な魅力をかもし出す知的かつシンプルな佇まい。
こっくりと深みある藍染のお色。

そこに白く浮かび上がる「鶴亀」の文様。
伝統を守り続けた匠技がきらめくように光ります。

独特の工芸としての価値を持つ味わいは、
少し織りに詳しい方が見られたら、
すぐに正藍・手織りのお品だと一目でわかることでしょう。

伝統工芸品ファンの方にぜひお届けしたい一品です。
ぜひ末長く手織りのぬくもりとご堪能くださいませ。


[帯]
地は【 高三織物 】謹製、紫萁織の小千谷紬地でございます。
全体は真珠色にて織り上げられ、ふんわりと柔らかな印象を与えて。

紫萁(ぜんまい)織のフシのある横段を不等感覚に並べ、
素朴な世界を創り上げております。

お太鼓には色とりどりの綾を尽くした竹の意匠。
琉球紅型特有の彩で描かれたお柄はぼやけた感覚まで妥協せずに染め成し、
一切滲むことなくはっきりとそこに居ることを主張しております。



【 城間栄順(しろまえいじゅん)について 】
紅型三宗家城間家15代
日本工芸会正会員
沖縄県指定無形文化財「びん型」保持者
城間びんがた工房代表


1934年沖縄県・那覇市生まれ。
琉球王朝時代から続く紅型の三大宗家のひとつ、
城間家の15代目。戦後の混乱の中、紅型の復興に
尽力した城間栄喜の長男として生まれ、父より
城間家の伝統技術を継承。
魚や海、沖縄の大自然をモチーフにした
独自の世界観を織りなす作品をつくりだしている。

【 経歴 】
1934年 沖縄県首里市(現在・那覇市)に生れる
1959年 首里高等学校を卒業 家業の紅型に専念
1963年 沖縄美術展覧会(通称沖展)染織部門奨励賞受賞
1965年 沖展準会員に推挙
1966年 沖展準会員賞を受賞
1987年 城間栄順紅型展(青砂工芸館)
1997年 沖縄県指定無形文化財「びん型」保持者認定
    「現代の名工」表彰
2006年 城間栄順紅型作品展「宝布に華咲かち」
    (那覇市民ギャラリー、時事通信ホール・東京)
2015年 城間びんがた三代継承展(沖縄県立博物館・美術館)
2022年 城間栄順米寿記念「紅(いろ)の衣」展
    (沖縄県立博物館・美術館)


【 広瀬絣について 】
広瀬絣は、文政7年(1824年)、長岡貞子が米子で絣の染織法を伝授されて帰郷し、
婦女子に伝えて広めたのが始まりとされます。
広瀬藩の絵師・堀江友声の図案で織られた作品も多くありました。

広瀬絣の特徴は、和紙に柿渋を塗り、文様を縦長に拡大して切り抜く独特の型紙を使って手括りし、
絵模様と幾何模様とを組み合わせた大柄な模様にあります。
この模様は、現代にも通じる新しい感覚の図柄が多く、
高機で絣糸を文様通り織り上げるその作品は、
斬新でありながらも手作りによる素朴で自然な味わいを持っています。

製作には、久留米絣と同じく、絣の手括り、藍染めによる糸染め、
投抒(ながひ)の手機による織りなど、伝統的な技法が守られていますが、
特に「横綜台(よこへだい)」と、絵模様をたてに八倍にひきのばした型紙を使っての絣模様の作り方に、
他に見られない特色があり、またそれによって織り上った絣の絵ぎわに独特の風趣を持っています。

広瀬絣は正藍染にし、手織りで丹念に織りあげる大変手間がかかるものですが、
それだけに堅牢な手織りであるため、弓浜絣・倉吉絣と並ぶ山陰の代表的な絣であり、
島根県の無形文化財に指定されています。

明治三十年代の最盛期には年産十万反を数えた広瀬絣も、
その後大正四年広瀬町の大火により打撃を受け、産地として急速に衰退するに至りました。

中村 浩二

バイヤー
中村 浩二

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090-7493-2255

日曜定休、休日は翌出勤日に対応させて頂きます。

- 素材・サイズ

[着物]
綿100%
長さ12.2m 内巾34.5cm(裄丈65cmまで)
反巾は37㎝ありますので68㎝程度まではお仕立て可能です。

[帯]
絹100%・金属糸風繊維除く 長さ約3.6m(お仕立て上がり時)
柄付け:お太鼓柄
おすすめの帯芯:綿芯「松」

- おすすめTPO

◆最適な着用時期 10月~翌年5月の袷
5月下旬~6月、9月~10月上旬の単衣頃

◆店長おすすめ着用年齢 ご着用年齢は問いません

◆着用シーン 街着、ランチなど

※着姿の画像はイメージ写真です。柄の出方が少々異なる場合がございます。

お仕立て料金はこちら

[バチ衿]
水通し4,950円+海外手縫い仕立て28,600円(全て税込)で承ります。 
[広衿]
水通し4,950円+ポリエステル衿裏880円+海外手縫い仕立て28,600円(全て税込)で承ります。 

※綿の着物は地厚な生地のため、裏地なしの単衣仕立てとなります。単衣仕立てで冬の季節にもお召しいただけます。袷仕立てをご希望の場合にはお問い合わせくださいませ。
※背伏せなし(背は袋縫い)・ポリエステル糸でのお仕立となります。
※国内手縫い仕立て+9,900円(税込)

※「水通し」は、お仕立て前に生地の糊を落とし、ふっくらとした風合いに仕上げるために行う工程です。

九寸帯を直接お仕立てされる方はこちら
【突起毛綿芯】名古屋仕立て
【突起毛綿芯】開き仕立て/松葉仕立て(裏地なし)
【突起毛綿芯】開き仕立て/松葉仕立て(モス裏地付き)


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