商品番号:1549883
(税込)
【 仕入れ担当 田渕より 】
真糊の糸目友禅ならではの柔らかな表情。
まさに古典美の極み。
この仕上がり、きっと染めものに詳しいお方なら、
その良きものの価値をお分かり頂けることと思います。
滅多とご紹介の適わない逸品東京友禅の訪問着のご紹介でございます。
東京友禅の精緻な手業と、真糊糸目ならではの繊細な線描が響き合う、
まるで屏風絵のように縦横に展開する構図、筆先の息づかいまで感じるような精緻な糸目、
そして控えめな金彩の輝き。
装いに「品格と物語」を添えてくれる、まさに正統派の美を体現する一枚です。
染匠のセンス、独特の構図を活かしたものづくり。
どれを見てもその素晴らしい仕上がりには、思わず言葉を失います。
お目に留まりましたらどうぞご覧下さいませ。
【 お色柄 】
しなやかで、しっとりと肌すべりの良い上質の生地を、
淡く上品な淡藤色に染め上げて。
ご覧いただけますでしょうか。
東京友禅による上品な彩りにて描き上げました。
そこに、松・桜・梅・菊・桔梗などの四季の花々が散りばめられ、
御簾や流水、霞などの古典モチーフが重層的に描き出されております。
真糊による糸目が丁寧に引かれ、白くやわらかな輪郭線が文様を浮き立たせ、
染め分けられた色彩は淡くやさしいトーンで統一。
裾に向かっては吉祥文が連なり、格式を保ちつつも可憐さと華やぎが共存しています。
研ぎ澄まされたその技、人を惹きつける構図。
生地の風合い、染めの趣…
正統派古典を踏襲しながら、それでいて洗練されたセンスが漂うのは、
ただひたすらに美を追求し続けた老舗だからこその技と言えましょう。
よきものをお探しの方に、大切に、心を込めてお届けいたします。
お手元で、ご愛用頂ける一品となりましたら幸いです。
この機会、どうかお見逃しなくお願いいたします。
【 東京友禅について 】
東京で製作される友禅染。
徳川家康が江戸幕府を開設した際、大名の
お抱えの染め師や絵師などが京から移り住み、
各種技術・技法が伝承され発展したとされる。
京都の京友禅、金沢の加賀友禅と並んで
三大友禅の一つ。
江戸友禅とも呼ばれ、江戸時代の町人文化の粋や
侘びの影響が色濃く影響しており、雅な模様を
華やかな色づかいで表現する京友禅に比べて、
藍、茶、白などの渋くあっさりとした色彩が特徴。
制作工程は京友禅のように分業化されておらず、
1人の友禅師が構図、下絵、糸目置き、色挿しを行う。
絹100%
たちきり身丈約180cm 内巾37cm (最長裄丈約70cmまで 最長袖巾肩巾35cmまで)
◆最適な着用時期 10月~翌年5月の袷頃
◆店長おすすめ着用年齢 ご着用年齢は問いません
◆着用シーン 結婚式、式典、初釜、パーティー、ご挨拶、お付き添い、音楽鑑賞、観劇など
◆あわせる帯 袋帯、綴れ名古屋帯
※着姿の画像はイメージ写真です。柄の出方が少々異なる場合がございます。
お仕立て料金はこちら
解手のし6,050円+※胴裏8,250円~+海外手縫い仕立て35,200円(全て税込)
※国内手縫い仕立て+17,600円(税込)
※堅牢染め・本加賀など、染めのしっかりした御着物への抜き紋入れには、
堅牢抜き代4,400円(税込)が必要となります。
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