【呉服の月最終セール】 【故：伊差川洋子】 特選本場琉球紅型九寸名古屋帯 「松葉に梅・松」 沖縄の息吹、紅型の雅… 首里の空に、松と梅の華ひらく…

【　仕入れ担当　更屋より　】
温故知新、沖縄を染める…

かの浦野理一氏に師事され、2015年にお亡くなりになられた
琉球紅型の女流作家『故・伊差川洋子』氏による
本場琉球紅型の特選九寸名古屋帯のご紹介でございます。

紅型らしい鮮やかな彩り、繊細で風雅なデザイン性。
ご年齢を問わずその紅型の美しさを永くご堪能頂ける逸品でございます。

もともとは身分の高い者だけに着用を許され、着用は難しかった「紅型お着物」
廃藩置県によって王朝の庇護はなくなり、
戦争によって多くの型紙や道具が失われましたが、
そのような辛苦を乗り越えて創作を続けた職人の情熱は失われません…

ひとつひとつの丁寧な手作業と、刺繍や金箔などを使わずに、
顔料の発色の鮮やかさと型のデザイン性で表現する紅型。

妥協の許されない本物の仕上がりを
ぜひともお手元でじっくりと、ご堪能いただきたく思います。


【　お色柄　】
銘「　松葉に梅・松　」

しなやかに肌をつたう絹布はシボ感豊かな縮緬地。
その地をシックな錫色に染めなし、お柄には「松葉に梅・松」と題された鮮やかな意匠が染め表されました。

梅は寒さに先んじて花開く「百花の魁」、松は常緑の象徴。
ともに吉祥の意を持ち、格式の中に可憐さと力強さを同居させた意匠です。

また、多彩な梅の表現は異なる個性を映し出しており
白梅は清楚な可憐さ
藍梅は格調と祝意
紫梅は優美な深み
墨梅は気高い静けさ
を着姿でお楽しみいただけます。

琉球紅型の美しい彩りの世界。
豊かな彩りがみずみずしく、ふんわりと水分を含んだような、
絶妙ないろどりが意匠に奥行きを感じさせます。

色の細やかな濃淡一つ一つがじわりと深く生地に染み込んだ
発色の鮮やかさに心奪われる方も多いことでしょう。

風合い豊かな、本当に魅力的な紅型を代表する帯となりました。
この機会にぜひご検討くださいませ。

バイヤー
更屋 景子

090-5664-2255

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