商品番号:1548414
(税込)
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【 仕入れ担当 田渕より 】
南風吹く島の工房から、そっと届いた織の便り。
代々受け継がれる花織の技を、現代の感性で磨き上げた
工房・真南風(まふえ)より…
草木による澄んだ彩りが美しい
手織り花織九寸帯をご紹介致します。
優しい色彩のグラデーションが織りなすこの一条には、
亜熱帯の空気とともに凛とした沖縄の誇りが宿っています。
真南風の名の通り、装う人にやわらかな風が吹くような、清らかな存在感の帯です。
その手仕事は、まるで柔らかな光をひとひらずつ織り重ねるように…
帯地の上に静かな詩を描きます。
展示会等でご存知の方も多いかと存じます。
このような良色が出回る事は滅多とございません。
お目に留まりましたら是非ご検討くださいませ。
【 お色柄 】
軽やかに空気をはらみ、
やわらかく光に映え、透明感あふれる彩り。
淡い藤紫の濃淡が流れ、穏やかなグラデーションが広がっています
花織の浮文の浮き沈みに、お太鼓には富貴な手花があしらわれており、シンプルな中にも
その織技巧の高さ、センスの良さが伝わって参ります。
少し織りの世界に詳しい方でしたら、
複雑な花綜絖と杼を通す難しさ、職人の根気強い仕事ぶりを感じ取っていただけることでしょう。
琉球の陽の光を取り込んだようなお色は、本当に美しく豊か。
お手元で感じとって頂けたらと願いつつ…
心を込めて、お届けいたします。
【 商品の状態 】
中古品として仕入れて参りましたが良好です。
お手元に届いてすぐにお召しいただける状態でございます。
【 工房・真南風について 】
沖縄、読谷村にある工房・真南風(まふえ)。
南風が吹くと中国などに貿易に出た商船が戻り未知の織物や財宝が持ち込まれ、縁起が良い事から、
井伊文子さん(最後の琉球国王、尚泰の曾孫。彦根藩主の井伊家に嫁ぐ。歌人。)が命名、題字しました。
元々、読谷村花織事業組合のベテラン織子さん7名が組合から一斉に辞める事になり、
それならと産地問屋が工房を作り、現在まで織子さんらが独立採算制で働いています。
花織がベースですが非組合員であり、組合の検査も無く織子さんが図案から織りまで、本当に良いものを作れる環境が整っています。
現在20名程の織子さんの糸はすべて工房内で染色しており、原料は庭や山から調達します。
例えばクワディーサーであれば葉と皮、幹を分けそれぞれ違う色を生み出し、
その色は過去200色にも及びます。
絹100%
長さ約3.7m
お太鼓柄
※ガード加工済み
◆最適な着用時期 10月~翌年5月の袷頃
◆店長おすすめ着用年齢 ご着用年齡は問いません
◆着用シーン 音楽鑑賞、観劇、お食事、お出かけなど
◆あわせる着物 色無地、小紋、織の着物など
※仕立て上がった状態で保管されておりましたので、折りたたみシワが付いております。この点をご了解くださいませ。
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