商品番号:1548171
(税込)
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【 仕入れ担当 更屋より 】
ファンのお方、そして誰もお持ちでない染織工芸品をお探しのお方、
大変お待たせいたしました…!
沖縄の光と風を糸に託して―。
沖縄織物の技法のひとつ、
「絣」にこだわり、真正面から向き合い、
その可能性を追い求めてきた方がいらっしゃいます。
日本工芸会正会員・真栄城興茂(まえしろおきしげ)氏の母、
喜久江氏のお品が入荷いたしました!
誠に残念ながら喜久江氏はお亡くなりになられておりますので、
新たなお品が生まれることはございません。
興茂氏の作品であっても、京都室町でもめったと出会うことができず、
本当に限られた創作数しかございません。
どうかこの希少なご紹介の機会をお見逃しなきようお願い申し上げます。
【 お色柄 】
トロンとなめらかな手触りの綿生地。
あたたかみのあるアイボリーの地には
正藍染の絣糸で伝統的な「バンジョー」柄が心を込めて織り上げられました。
優雅に、優しさに包み込まれたかのような、繊細で上品な仕上がり。
木綿独得の柔らかな質感…
どうぞ、この機会に琉球の色を纏う喜びをご堪能いただければ幸いでございます。
もちろんのことすべて先染の糸を使った織なのですから織りに対する、
熱き想いは計り知れません。
末永く大切に御召頂ける方にお届けできればと心より願っております。
【 商品の状態 】
中古品として仕入れて参りましたが良好です。
洗いに出されたと見られるしつけ糸がついており、
お手元に届いてすぐにお召し頂ける状態でございます。
【琉球美絣について】
真栄城興茂氏の父である故・真栄城興盛氏によって始められました。
その後、母親である喜久江氏が後を継ぎ、お亡くなりになってからは
興茂氏が美絣工房を継がれております。
琉球美絣は、白い糸をまず濃紺になるまで染める、いわゆる先染をしています。
染料は沖縄独特の琉球藍で、これを発酵させた「泥藍」を用いております。
染め上げた糸は、締機か手括りで絣を作り、脱色し手織りで織上げます。
木綿は約8回、絹は約10回脱色を繰り返し、
丹精込めて創り上げた絣糸を使用し織り上げられます。
<真栄城興茂(日本工芸会正会員)略歴>
1955年 沖縄県那覇市生まれ
1978年 家業の染織業に従事、母・喜久江に指導を受ける
1987年 「美絣工房」設立
1948年 日本伝統工芸展文部大臣賞受賞
2003年 浦添市立美術館にて個展
表:綿100% 裏:絹 (縫製:手縫い)
八掛の色:砥粉色(ぼかし)
身丈(背より) | 154cm (適応身長159cm~149cm) (4尺0寸7分) |
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裄丈 | 63cm(1尺6寸6分) |
袖巾 | 32.5cm(0尺8寸6分) |
袖丈 | 49cm(1尺2寸9分) |
前巾 | 23cm(6寸1分) |
後巾 | 29.5cm(7寸8分) |
【裄丈のお直しについて】
概算ではございますが、以下の最長裄丈までお出しできるものと思われます。
≪最長裄丈≫ 裄丈67cm(1尺7寸7分) 袖巾33.5cm(8寸8分)
※目視での縫込みの確認による概算となります。詳細はお気軽にお問い合わせ下さいませ。
◆最適な着用時期 10月~翌年5月の袷頃
◆店長おすすめ着用年齢 ご着用年齢は問いません
◆着用シーン 芸術鑑賞、お食事、街着など
◆あわせる帯 名古屋帯、半巾帯など
※着姿の画像はイメージ写真です。柄の出方が少々異なる場合がございます。
※仕立てあがった状態で保管されておりますので、たたみシワなどがあることがございます。この点をご了解くださいませ。
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