商品番号:1547384
(税込)
【 仕入れ担当 渡辺より 】
逸品、お仕立てあがっております!
ご寸法の合う方ならば、本当にお値打ちのお品。
人間国宝・故:羽田登喜男氏と、お孫さんである
登喜氏によって生み出されたブランド―
【 TOKIO et TOKI 】の、縞大島地に代表的な
鴛鴦のお柄をすっきりとそめあしらった
洒落訪問着のご紹介です。
大島特有のしゃりっとした肌すべりに味わい深い意匠。
シックな色彩がスマートな着姿を演出してくれることかと存じ上げます。
【 お色柄 】
絹鳴りのする薄手の縞大島地を、シックな墨黒に染め上げ、
一面の吹雪のような斑紋に、オフホワイトとグレー、消炭、
などの彩りと金彩の統一感のある彩りで鴛鴦に太藺が
あしらわれております。
【 商品の状態 】
洗いに出されたと思われるしつけ糸が付属しており、
中古品としては概ね良好な状態でございます。
お目に留まりましたらお値打ちに御召くださいませ。
【 羽田登喜について 】
祖父は人間国宝の羽田登喜男を。
羽田登の次女として羽田家に生まれ、登喜男や
登がそうであったように、幼い頃から絵を描くことを好み、
工房を遊び場に育った。
祖父と父の2人の仕事を間近で見ながら学び、
確かなものづくりに加え、女性であることを活かした、
愛らしく、斬新なデザインが特色の作品を発表している。
【 経歴 】
1968年 羽田登の次女として京都市に生まれる
1987年 京都市立銅駝美術工芸高校日本画科卒業
1988年 京都市立芸術大学美術学部工芸科入学
1992年 同大学卒業、同学大学院美術研究科工芸専攻染織入学、
羽田工房で手描き友禅の修業を本格的に始める
1993年 染色屏風「満月の夜」’94京都工芸ビエンナーレ入選
1994年 大学院修了
1996年 リヨン染織美術館にて羽田家三代による「羽田家のキモノ」展
2002年 ファッションカンタータfromKyotoに出品(以降8回)
2004年 グループまゆひと展開催出品(2005年、2007年も)
2005年 京都工芸美術作家協会会員
2007年 第36回日本伝統工芸近畿展 友禅訪問着「韻律」初出品初入選
2013年 きものサローネin日本橋にてランウェイショー開催(2014年も)
2014年 京都工芸美術作家協会展 奨励賞受賞
2015年 「京に生きる琳派の美」展に出品(京都文化博物館、日本橋高島屋)
2018年 工人企画展「喫茶去~まずはお茶を一服~」出品
(ポルタギャラリー華)
2019年 京都工芸美術作家協会展 奨励賞受賞
2019年 上海芸術品博物館 国際伝統芸術招待展 出品
【 本場縞大島について 】
本場大島紬織物協同組合の組合員によって製造され、
同組合で検査されている織物。
糸や織組織などは本場大島紬と同じであるが
自動織機によって製織される。
伝統的工芸品である「本場大島紬」のような絣を
合わせる緻密な工程とは異なり、絣合わせの必要のない
縞や格子柄が多い。
精巧な柄表現ができる本場大島紬に比べると、
平織の自動織機で織る柄には限りがあるが、その一方で
価格を抑えて豊富なカラーを製造することが可能。
表裏:絹100% 縫製:手縫い
※ガード加工済のタグが縫い付けられております。
※衿ホックなし(引き紐タイプ)
※素材の性質上、フシによる凹凸組織の変化、色の濃淡などございます。
風合いであって難ではございませんので、その点ご了承くださいませ。
身丈(背より) | 158cm (適応身長163cm~153cm) (4尺1寸7分) |
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裄丈 | 64cm(1尺6寸9分) |
袖巾 | 32cm(0尺8寸4分) |
袖丈 | 49.5cm(1尺3寸1分) |
前巾 | 26.5cm(7寸0分) |
後巾 | 31.5cm(8寸3分) |
【裄丈のお直しについて】
概算ではございますが、以下の最長裄丈までお出しできるものと思われます。
≪最長裄丈≫ 裄丈68.5cm(1尺8寸1分) 袖巾34cm(9寸0分)
※目視での縫込みの確認による概算となります。詳細はお気軽にお問い合わせ下さいませ。
◆最適な着用時期 10月~翌年5月の袷頃
◆店長おすすめ着用年齢 ご着用年齢は問いません
◆着用シーン カジュアル寄りの格式のパーティー、芸術鑑賞、観劇 など
◆あわせる帯 洒落袋帯、カジュアル向けのデザインの綴れの名古屋帯 など
※着姿の画像はイメージ写真です。柄の出方が少々異なる場合がございます。
※仕立てあがった状態で保管されておりますので、たたみシワなどがあることがございます。この点をご了解くださいませ。
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