商品番号:1547333
(税込)
【 仕入れ担当 渡辺より 】
日本工芸会正会員【 故:木原明 】氏による
シンプルなお柄を絞り染にて表現した特選訪問着の
ご紹介でございます。
木原氏ならではの彩りと絞りの風合いをご堪能いただけるお品。
残念ながら2014年に逝去されておりますので、
その作品は現存する限り、新しい創作品はございません。
こういったものは正直に申し上げまして入手困難。
出会った時こそが、その千載一遇の機会でございます。
ファンの方、お見逃しなきようご検討くださいませ。
【 お色柄 】
さらりとしなやかな駒無地に近い地風の
縮緬地をライトグレーに染め上げ、やわらかいタッチの
優彩の絞り染めを併用しつつ、陽の光を受けて煌めく
水面のような抽象紋が表現されております。
【 商品の状態 】
着用済のお品として仕入れてまいりましたので
着用シワやたたみジワがございますが、着用時に
気になるような汚れなどはございません。
お手元で現品をご確認の上、存分にご活用くださいませ。
【 木原明(きはらあけし)について 】
染色工芸作家
小倉建亮、小松均(日本画・院展同人)に師事。
後に辻が花染から学んだ絞りと友禅の双方を
併用した独自の作風を確立。
身近な草木や風景を題材に創作活動を続け、
日本工芸会正会員として活躍した。
【 経歴 】
1942年 木原生長(日本工芸会正会員)の長男として京都に生まれる
1962年 小倉建亮(日本工芸会)に師事
その後小松均(院展同人)に師事
1976年 第13回日本伝統工芸染織展 出品
1983年 第12回日本伝統工芸近畿展 出品 以降入選多数
1988年 日本工芸会正会員認定
1989年 第26回日本伝統工芸染織展 東京都教育委員会会長賞
1993年 第40回日本伝統工芸展 日本工芸会奨励賞
天皇・皇后両陛下より御下問を受ける
1996年 伝統工芸染織展 監査委員
1998年 伝統工芸近畿展 監査委員現在 日本工芸会正会員
2011年 京都府無形文化財認定
2014年 死去・享年72歳
個展 :京都文化博物館 他
団体展:日本工芸展
伝統工芸染織展
伝統工芸近畿展
京都府工美展 等 出品入選
受賞 :第26回 伝統工芸染織展 東京都教育委員会会長賞
第21回 伝統工芸近畿展 京都新聞社賞
第40回 日本工芸展 工芸会奨励賞
第31回 日本伝統工芸近畿展 近畿賞
表裏:絹100% 縫製:手縫い
◆紋:抜き紋1つ『丸に片喰』
※パールトーン加工済のタグが縫い付けられております。
身丈(背より) | 159cm (適応身長164cm~154cm) (4尺2寸0分) |
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裄丈 | 67cm(1尺7寸7分) |
袖巾 | 34cm(0尺9寸0分) |
袖丈 | 48cm(1尺2寸7分) |
前巾 | 24.5cm(6寸5分) |
後巾 | 29.5cm(7寸8分) |
【裄丈のお直しについて】
概算ではございますが、以下の最長裄丈までお出しできるものと思われます。
≪最長裄丈≫ 裄丈68cm(1尺8寸0分) 袖巾34.5cm(9寸1分) 袖丈51cm(1尺3寸5分)
※目視での縫込みの確認による概算となります。詳細はお気軽にお問い合わせ下さいませ。
◆最適な着用時期 10月~翌年5月の袷頃
◆店長おすすめ着用年齢 ご着用年齢は問いません
◆着用シーン カジュアル寄りの格式のパーティー、和のお稽古、芸術鑑賞、観劇 など
◆あわせる帯 袋帯、綴れの名古屋帯 など
※着姿の画像はイメージ写真です。柄の出方が少々異なる場合がございます。
※仕立てあがった状態で保管されておりますので、たたみシワなどがあることがございます。この点をご了解くださいませ。
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