商品番号:1547266
(税込)
【 仕入れ担当 渡辺より 】
今はなき名門【 北尾織物匠 】による
極上の逸品に出会えました・・・。
目にしただけで、皆様をうならせる仕上がり。
重厚な意匠からは信じられないほどの軽さ、
それでいて感じる「伝統」という名の重み。
心に響く、すばらしい風格の袋帯をご紹介いたします!
一流の呉服店にしか作品を譲らないことで知られる北尾織物匠。
帯の世界に詳しい方にとって「北尾の帯」は、憧れの的とも言えましょう。
世代を超えてお締めいただける丁寧な織りと、
京の老舗らしい洗練された古典意匠の世界、その美的感性。
きっと画面上からでも、十分に感じとっていただけることと思います。
今回の御品は、北尾織物匠の中でも、ハイクラスとされる「手織り」の帯。
誠に残念ながら、機織りを止めてしまわれましたので、
今後手に入ることはございません。
本品は北尾さんが機を止められる前に
西陣の帯問屋さんが後世に受け継ぐため
大事に保存されていたお品です。
期間限定ではございますが、
特別に掲載させていただくことが叶いました。
このような言葉を用いるのはやぶさかですが、
「価格は嘘をつきません」…
次回のご紹介はお約束できませんので
お目に留まりましたら是非ともお見逃しなく!
【 お色柄 】
密な織り口による、ごくしなやかな帯地は深い黒の錦。
六通の柄取りにて地色との冴え有る彩りのコントラストで
浮かび上がる水色の梅を抱いた松、
朱濃淡の牡丹の花と蕾、そして緑の葉といそしむ小鳥。
さらには上記と同色の楓を抱いた松に
朱濃淡の菊花と緑の葉 そして舞う胡蝶の意匠を織り上げました。
あいまには白の桜のはなびらが舞い降り…
この意匠力はやはり、北尾ならではです。
意匠デザインにはじまって、何十もの工程を経て織り上げられた一本です。
各工程において、高度な技術と豊富な知識を持つ熟練した職人が
思いを込めて創作した作品です。
母から娘へと受け継ぐ一本として末長くご愛用くださいませ。
圧倒されると言うよりも、しっかりと忠実に心に響く美世界を…。
末永く大切にして下さる方に、大切にお届けいたします。
この機会、どうぞお見逃しなくお願いいたします。
【Web限定販売品について】
Web限定のお値打ち価格にてご紹介いたします。
※本品はWeb限定販売品のため、実店舗・展示会への
お取り寄せは出来かねます。予めご了承下さいませ。
※本品はご注文をいただいてから、お取り寄せいたします。
お届けまでに1週間程度お時間を頂戴いたします。
その点ご了承くださいませ。
【 北尾織物匠について 】
西陣織工業組合所属
西陣織工業組合証紙はNo.7
1947年(昭和22年)創業
2016年廃業
一流どころにしか作品を譲らないことで
知られていた西陣の名門機屋。
「錦繍」など高級袋帯を展開していたことで有名。
技術力の高さから、製織品は「北尾の帯」として
広く知られている。西陣織工業組合に設立から在籍、
西陣織の業界発展の一翼も担っていた。
【 西陣織について 】
経済産業大臣指定伝統的工芸品(1976年2月26日指定)
多品種少量生産が特徴の京都(西陣)で
生産される先染の紋織物の総称。
起源は5〜6世紀にかけて豪族の秦氏が
行っていた養蚕と織物とされ、応仁の乱を期に
大きく発展した。
18世紀初頭の元禄~享保年間に
最盛期を迎えたが、享保15年(1730年)の
大火により職人が離散し大きく衰退。
明治期になりフランスのリヨンよりジャカード織機を
導入した事でこれまで使用されてきた空引機
(高機)では出来なかった幾多の織物が
産み出され量産が可能となった。
織機はおもに綴機、手機、力織機の3種類で
企画・図案から意匠紋紙、糸染、整経、綜絖、
金銀糸、絣加工等多くの工程があり、これらの
一つひとつの工程で熟練した技術者が丹念に
作業を行っている。
西陣織には手の爪をノコギリの歯のように
ギザギザに削って図柄を見ながら織り上げる
「爪掻本綴織」、「経錦(たてにしき)」、
「緯錦(ぬきにしき)」、「緞子(どんす)」、
「朱珍(しゅちん)」、「紹巴(しょうは)」
「風通(ふうつう)」、「綟り織(もじりおり)」、
「本しぼ織」、「ビロード」、「絣織」、「紬」など、
国に指定されているだけでも12種類の品種がある。
「西陣」および「西陣織」は西陣織工業組合の登録商標である。
絹100%・金属糸風繊維除く 長さ約4.35m(お仕立て上がり時)
おすすめの帯芯:綿芯「松」
◆最適な着用時期 10月~翌年5月の袷頃
◆店長おすすめ着用年齢 ご着用年齢は問いません
◆着用シーン ご結婚式・式典へのご参列、パーティー、お付き添い、初釜、観劇 など
◆あわせる着物 色留袖、訪問着、付下げ、紋付き色無地など
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