商品番号:1547245
(税込)
【 仕入れ担当 更屋より 】
沖縄の織物のうち最も格式の高い織物で、王家の妃が着た夏衣と
いわれている首里花倉織。
琉球の上流階級の者のみが身にまとった美しく高級な裂(きれ)…
希少な首里花倉織の温かみある表情を施された九寸名古屋帯をご紹介致します。
そのシンプルモダンな配色と、繊細な織り表現による軽やかな風合いに惹かれ
仕入れて参りました!
織り手の技と、首里花倉織だけが持つ独特の尊さ、気高さ、美しさ。
これほどに上品なお色使いの作品には本当になかなか出会えないものです。
軽い風合いの花倉織ですが、通常芯を入れてお仕立て頂きますと極端に透けることもなく
単衣~袷にお締め頂けます。
心よりおすすめ致します。
幾代先に受け継がれても決して廃ることのない品格ある逸品。
どうぞ存分にお楽しみください。
【 お色柄 】
触れるとしなやか…
帯地の色は淑やかな潤色を基調とした濃淡で段暈しを織りなして。
じっくりと見れば、実に繊細な表情で透かし織りがあらわされて…
そこに花織もあしらい、すっきりとシンプル、さりげなくも美しいひと品に仕上がりました。
手にしていただければ、その素晴らしさをひと目でおわかりいただけましょう。
織り手の技と、独特の尊さ、気高さ、美しさ。
お手元でじっくりとご覧いただきたく思います。
さらりとハイセンスに、伝統の花織を…
心より、おすすめいたします。
【 商品の状態 】
中古品として仕入れて参りましたが良好です。
お手元に届いてすぐにお召しいただける状態でございます。
【 花倉織について 】
首里織の一種。
沖縄の織物のうち最も格式の高い織物で、
王家の妃、王女が着た夏衣に用いられました。
花織と絽織、紗織を市松、菱形模様または前後左右交互に織っていきます。
生地の一部に絽目と呼ばれる隙間を開けた絽織と
目の詰まった平織、両面浮き花織を組み合わせた
織り方でもじられた部分が透かしになります。
【 首里織について 】
経済大臣指定伝統的工芸品指定(1983年4月27日指定)
「首里の織物」として沖縄県の重要無形文化財にも
指定を受けている。
※1998年に重要無形文化財に指定されたが、
2022年3月に保持者・宮平初子の死去により
指定が解除、2023年に改めて再指定された
琉球王国の城下町として栄えた首里の地で
織り継がれてきた絣織物と紋織物の総称。
分業せずに全工程を手作業で一貫して生産する
少量多品種の形態を取っている。
首里花織(ハナウイ)・道屯(ロートン)織、
花倉織、ムルドゥッチリ、手縞(てじま)、
煮綛(ニーガシ)芭蕉、花織手巾(ティサジ)
がある。
特に花倉織と道屯織は、首里王府の城下町として
栄えた首里のみで織られる王族や貴族専用の織物で、
花倉織は先染め紋織物、黄地、水地、紺地などの
無地や濃淡の配色が主流。
道屯織は琉球王朝時代には男性衣として用いられたが、
現在では着尺帯や小物類に使用されている。
絹100%
長さ約3.9m
お太鼓柄
※比翼仕立て
◆最適な着用時期 袷・単衣 <盛夏以外(6月末~9月上旬以外)>
◆店長おすすめ着用年齢 ご着用年齢は問いません
◆着用シーン カジュアルパーティー、芸術鑑賞、お食事、お出かけ、趣味のお集まりなど
◆あわせる着物 色無地、小紋、織の着物など
※仕立て上がった状態で保管されておりましたので、折りたたみシワが付いております。この点をご了解くださいませ。
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