【仕立てサービス529000円均一】【人間国宝 故・小宮康孝】 傑作手付江戸小紋着尺 【ぎをん齋藤 齋藤織物】 特選西陣手織唐織九寸名古屋帯 <文化庁文化財保存技術指定>

商品番号:1546895

¥529,000

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【 仕入れ担当 中村より 】
美術品の域に達した幻の作品として
今後その希少価値はますます高まることでしょう。

2017年10月24日、惜しまれつつもその永き生涯を終えられました、
今日の江戸小紋の礎を築き、1978年に人間国宝に認定された
小宮康孝氏による逸品をご紹介致します。

なん未仕立て品と奇跡的に入荷することができました。
しかもお色柄も抜群の逸品。

狭巾のため大変なお値打ち価格で仕入れてきました。
今回は『ぎをん齋藤』の帯制作を担っている【齋藤織物】の九寸帯とのコーディネートセットをご紹介。
出会いの一枚を、どうかお見逃しなくお願いいたします。


【 色柄 】
[着物] 商品番号1539431
しなやかなちりめん地を、穏やか松葉色に染め上げ、
なんとも細やかな鮫に丸のお柄を染め上げた作品でございます。
洗練された迫力を感じさせる仕上がりでございます。

合わせる帯で、どのような場所にでもお召いただけますので、
出番の多いお着物に必ずやなるかと存じ上げます。

[帯] 商品番号1545839
筆舌に尽くし難いというのはこの帯のことを言うのでしょう。
お手を触れていただければおわかりいただけることと存じます。
生経(きだて:生糸の経糸)の、なめらかかつしなやかな帯地。
この経糸には江州だるま糸が用いられています。

お柄の印象を引き立てる深い黒紫色の帯地。
経糸に黒、緯糸に深紫色を織り込んだ良きお色です。
帯地は唐織の風合いを一層引き立てるよう、シャリ感のある風合い。

この帯地に、ボリュームたっぷりの唐織にて織り出された寛文菊の意匠。
古典の彩りの絵緯糸(えぬきいと)をふっくらと織り成しました。
絹本来の光沢感をいかすため、限界まで撚りをかけずに
齋藤織物ならではの熟達した職人の手で織り上げられております。

限られた場の限られた方にしか販売されることのないお品です。
現実的に求められるような価格で齋藤織物さんの帯をご紹介できること、
本当に嬉しく思います。
どうか一期一会のこの機会を大切にしていただきますよう、お願い致します。



【 ぎをん齋藤 齋藤織物について 】
『ぎをん齋藤』は創業が天保年間、現当主で七代目となる斎藤貞一郎氏が率いる、
百七十年余りの歴史をもつ老舗呉服屋の自社製造織元となります。
そのぎをん齋藤のイメージを形にし生み出してらっしゃるのがこの齋藤織物。

齋藤織物の物づくりの根底には、徹底的に素材にこだわり、
人間の手のぬくもりが感じられる技術が流れています。
おいしい料理には新鮮な食材が必要なように、帯作りにもいい素材が必要です。

斎藤織物の素材へのこだわりは、世界中どこへでも探しに行くほどの徹底ぶりです。
例えば、中国やブラジルで養蚕された繭をブレンドし機械で製糸した絹糸と、
滋賀県浅井町で手製糸した絹糸では、風合いや発色においても大変大きな差が生まれるなど、
徹底的に素材を研究し、最高の帯を作り上げることを使命としています。


【 小宮康孝について 】
染工場に生まれた小宮さんは、区立上平井小学校卒業して以後、
父の康助さん(昭和30年重要無形文化財江戸小紋保持者認定)のもとで
江戸小紋染色に修行に励み、父親の技術を完全に受け継ぎました。

修行の中で、優れた小紋染めをするためには、型紙や染料の研究が必要だと感じ、
その研究に精力をつぎ込み、紋様、図柄の細かい、色あざやかな小紋染めの製作に成功しました。
手がけた小紋柄は100種類以上にものぼり、「花鳥風月」
「大根」「傘」「亀」「小桜」「煙草入れ」など
多種多様な柄がございます。

「型紙を滅ぼしちゃいけない。それが江戸小紋の基本で、根本。」

古きを知り、今にこだわる。
それが未来への動きとなる。
作品を作り続け、江戸小紋に関わる多くの技術を守ることでを使命とされている、
小宮家ならではの創造性豊かな江戸小紋はいつの世も変わりなく普遍の人気を誇ります。

また2018年7月にはご子息の小宮康正さんが人間国宝にもなられました。
同じ分野で三代連続の人間国宝認定は初だそうです。


【 経歴 】
1925年 東京市浅草区象潟町に、父康助の次男として生まれる
1938年 葛飾区立尋常小学校卒業、父康助のもとで修業を始める
1942年 関東工科の電機科(定時制)に通う
1945年 戦災で住居板場を失う
1947年 板場を再建する
1950年 今まで使ってきた合成染料を見直し質の良い染料に切り替える
1960年 第7回伝統工芸展 江戸小紋「蔦」初入選
1963年 日本工芸会正会員となる
1967年 和紙の研究開始
1977年 日本橋三越にて「小紋百柄展」開催
1978年 重要無形文化財江戸小紋技術保持者に認定
1988年 東京都近代美術館工芸館「ゆかたよみがえる展」 開催
1997年 第4回かいつしかゆかりの美術家展
    「江戸小紋小宮康助・康孝・康正三代展」開催
1998年 勲四等旭日小綬章受章
2001年 東京都名誉都民となる
2011年 葛飾区天文の博物館にて「小宮家のわざと人」 展開催
2017年 10月24日没、91歳

中村 浩二

バイヤー
中村 浩二

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日曜定休、休日は翌出勤日に対応させて頂きます。

- 素材・サイズ

[着物]
絹:100%
長さ:12.7m 内幅:34.5cm(裄最大約65cm)

[帯]
絹:100%(江州だるま糸使用) 長さ3.6~7m(お仕立て上がり時)
西陣織工業組合証紙No.2550 齋藤織物謹製
※おすすめ帯芯:綿芯
◇お太鼓柄
※手機の帯のため生地にうっすらと横段が出ております。これは織機とは異なり、一気に織り上げることができないため。
手織りである証拠でございます。
その点ご了承の上、お買い求めくださいませ。

- おすすめTPO

◆最適な着用時期 10月~翌年5月の袷頃

◆店長おすすめ着用年齢 ご着用年齢は問いません

◆着用シーン お茶席、芸術鑑賞、観劇、お食事、お出かけなど

※着姿の画像はイメージ写真です。柄の出方が少々異なる場合がございます。


お仕立て料金はこちら
湯のし1,650円+※胴裏8,250円~+八掛8,800円+海外手縫い仕立て28,600円(全て税込)
※国内手縫い仕立て+9,900円(税込)

九寸帯を直接お仕立てされる方はこちら
【綿芯「松」】名古屋仕立て
【綿芯「松」】開き仕立て/松葉仕立て(裏地なし)
【綿芯「松」】開き仕立て/松葉仕立て(モス裏地付き)


加工(湯のし、地入れ、紋地入れ)はこちら
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