商品番号:1546823
(税込)
【 仕入れ担当 更屋より 】
西陣織の名門より…
匠の熟練の技をそろえて製作された、こだわりの袋帯のご紹介です。
ご存知、『いづくら織物』は江戸時代の伊豆蔵人形師・伊豆蔵喜兵衛を祖とする老舗織屋さん。
この「伊豆蔵人形」は童児のあどけない表情の中に高貴な品格が秘められていると、宮廷でもたいそう愛され、別名「御所人形」と呼ばれる所以です。
この喜兵衛の類まれな手技と創魂は、伊豆蔵家に代々受け継がれ…
明治26年 初代 末吉が広帯を織り始めたのが織屋としての原点です。
喜兵衛の魂を受け継ぎ、伝統に裏打された美意識による特別なひと品…
残念ながら廃業されておりますので、今後新たなお品は世に出てまいりません。
お目に留まりましたらどうぞお見逃しなくお願い致します。
【 お色柄 】
さらり、しなやかでやわらか…
山葵色の帯地には織りなされた箔糸が、キラキラと繊細な輝きを放っております。
意匠には横段紋にて老竹色、藤紫色、榛色の和色を中心に菱紋が込められた高貴な表情。
重厚感あるしっかりとした仕上がり、緻密な織技法…
古典美の中に漂う優美な佇まい…
受け継がれてきた日本古来の伝統を感じさせてくれる、
上品で優雅、程よい華やぎの雰囲気は、風雅な着姿に、
大人の女性を思わせる品格と華やぎを添えてくれる素敵なお品物です。
訪問着や付け下げ、色無地などとのコーディネートで、
大人の女性にふさわしい帯姿をお楽しみいただけることでしょう。
名門の特選フォーマル袋帯…
どうぞお見逃しございませんようにお願いいたします。
【 商品の状態 】
中古品として仕入れて参りましたが良好です。
お手元に届いてすぐにお召しいただける状態でございます。
【 西陣織について 】
経済産業大臣指定伝統的工芸品(1976年2月26日指定)
多品種少量生産が特徴の京都(西陣)で
生産される先染の紋織物の総称。
起源は5〜6世紀にかけて豪族の秦氏が
行っていた養蚕と織物とされ、応仁の乱を期に
大きく発展した。
18世紀初頭の元禄~享保年間に
最盛期を迎えたが、享保15年(1730年)の
大火により職人が離散し大きく衰退。
明治期になりフランスのリヨンよりジャカード織機を
導入した事でこれまで使用されてきた空引機
(高機)では出来なかった幾多の織物が
産み出され量産が可能となった。
織機はおもに綴機、手機、力織機の3種類で
企画・図案から意匠紋紙、糸染、整経、綜絖、
金銀糸、絣加工等多くの工程があり、これらの
一つひとつの工程で熟練した技術者が丹念に
作業を行っている。
西陣織には手の爪をノコギリの歯のように
ギザギザに削って図柄を見ながら織り上げる
「爪掻本綴織」、「経錦(たてにしき)」、
「緯錦(ぬきにしき)」、「緞子(どんす)」、
「朱珍(しゅちん)」、「紹巴(しょうは)」
「風通(ふうつう)」、「綟り織(もじりおり)」、
「本しぼ織」、「ビロード」、「絣織」、「紬」など、
国に指定されているだけでも12種類の品種がある。
「西陣」および「西陣織」は西陣織工業組合の登録商標である。
絹100% (金属糸風繊維除く)
長さ約4.5m
耳の縫製:袋縫い
お太鼓柄
◆最適な着用時期 10月~翌年5月の袷頃
◆店長おすすめ着用年齢 ご着用年齡は問いません
◆着用シーン 結婚式・披露宴へのご参列、式典、初釜、パーティー、お食事会、お付き添いなど
◆あわせる着物 訪問着、付下げ、色無地、格の高い小紋など
※仕立て上がった状態で保管されておりましたので、折りたたみシワがついております。この点をご了解くださいませ。
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