商品番号:1546811
(税込)
【 仕入れ担当 渡辺より 】
絣の意匠が味わい深い盛夏におすすめの
琉球絣、壁上布のご紹介です。
麻素材のようにも感じますが正絹で織られていますので、
オーガンジーのような上品さもあわせもつその風合いは、
シワになりにくく、日中のお出かけにもお気兼ねなく
お召しいただけ、お着物ファンの方にも定評があるお品。
シャキッとした素材感に、風が通り抜けるような
やさしい透け感が目にも涼やかな仕上がりでございます。
【 お色柄 】
ほどよいシャリ感にしっかりとしたハリ感のある地風の
利休茶色地をベースに、お柄には縞にハナアーシを込めた
亀甲が一面に織描きだされております。
【 商品の状態 】
着用済のお品として仕入れてまいりましたので
着用シワやたたみジワがございますが、着用時に
気になるような汚れなどはございません。
お手元で現品をご確認の上、存分にご活用くださいませ。
【 壁上布について 】
麻素材で織り上げられる上布とは異なり、
壁糸と呼ばれる特殊な撚りをかけた絹糸を
用いて織り上げられた夏向きの織物。
糸と糸の間隔は粗いが、経糸は18算(1440本)で
構成されており、緯糸には強撚の太糸と甘撚りの
細糸を合わせ、太糸の撚りと逆の撚りをかけた
壁糸が用いられている。
土壁を触った時のような独自の地風から
その名がついた。
主な産地として沖縄の琉球かすりの壁上布が
挙げられる。
【 琉球かすりについて 】
経済産業大臣指定伝統的工芸品(1983年4月27日指定)
生産地:沖縄県南風原町
生産数は年間3000反以上(帯含む)
※伝統的工芸品に指定されている
織物の中ではトップクラスの生産反数を誇る。
主に絹糸を使用した平織の織物で、糸の染色には
草木を原料とした染料のほか化学染料等が用いられる。
元々は泥藍で染めた木綿絣が原点で、現在では絹糸が
主流となり、生糸、玉糸、真綿のつむぎ糸、麻糸から
毛糸といった様々な糸が用いられている。
特に特殊な撚りをかけた壁糸を使うカベ上布は夏物の定番。
図案は琉球王府の御絵図帳(みえずちょう)に収蔵されており、
古くは手形(発注書のようなもの)の形で添付され
製織されていた。
植物、動物、生活用品などがモチーフで、ひとつひとつの
図柄に意味を持ち、種類は600種にもおよぶ。
表裏:絹100% ※衿裏:絽地 縫製:手縫い
※素材の性質上、フシによる凹凸組織の変化、色の濃淡などございます。
風合いであって難ではございませんので、その点ご了承くださいませ。
身丈(背より) | 162cm (適応身長167cm~157cm) (4尺2寸8分) |
---|---|
裄丈 | 65.5cm(1尺7寸3分) |
袖巾 | 34cm(0尺9寸0分) |
袖丈 | 51cm(1尺3寸5分) |
前巾 | 26.5cm(7寸0分) |
後巾 | 28.5cm(7寸5分) |
【裄丈のお直しについて】
概算ではございますが、以下の最長裄丈までお出しできるものと思われます。
≪最長裄丈≫ 現状が最大寸法です。
詳細はお気軽にお問い合わせ下さいませ。
◆最適な着用時期 7月、8月の盛夏の時期
◆店長おすすめ着用年齢 ご着用年齢は問いません
◆着用シーン ご友人との気軽なお食事、街歩き など
◆あわせる帯 夏の洒落袋帯、カジュアル向のデザインの夏の名古屋帯、上布、自然布の帯 など
※着姿の画像はイメージ写真です。柄の出方が少々異なる場合がございます。
※仕立てあがった状態で保管されておりますので、たたみシワなどがあることがございます。この点をご了解くださいませ。
この商品を見た人はこんな商品も見ています