商品番号:1546243
(税込)
【 仕入れ担当 田渕より 】
ざっくりとした織の味わいをお楽しみ頂ける
秦荘紬のご紹介です。
結城や大島などのメジャーな紬に比べ、織り上げられる数が
圧倒的に少なく、ご紹介数の限られる秦荘紬。
数が少ないがゆえに…どうしても知名度には劣りますが、
有名きもの雑誌にも度々取り上げられ、審美眼のあるプロや、
織物通に愛好家が多い織物。
彩り豊かな絣が味わい深い仕上がりで、
おでかけや気軽なお食事など肩をはらない
カジュアルシーンに重宝していただける事でしょう。
お目に留まりましたらどうぞご覧くださいませ。
【 お色柄 】
フシ糸の表情が味わい深いくすみある抹茶色の地に、
絣模様を込めた縞文様を織りなして。
細部までのこだわり、飽きのこない味わいは秦荘紬ならでは。
着れば着るほど滲みでてくるような奥深い美しさは、
他のどんなきものにも表現できるものではございません。
【 商品の状態 】
中古品として仕入れて参りましたが良好です。
お手元に届いてすぐにお召しいただける状態でございます。
【 秦荘紬(はたしょうつむぎ)について 】
滋賀の織物といえば、「近江上布」と「秦荘紬」。
琵琶湖東岸よりほど近い、滋賀県秦荘町。
その町にて織り上げられたのが、「秦荘紬」。
現在もその製反数は年々減り続けておりますが、
残った少数の伝統工芸士が、昔の技法、技術を受け継ぎ製作されております。
一反を織り上げるまでに掛けられる手間と時間を考えると、 心に熱く込み上げてくるものがございます。
春に芽吹いたばかりの桑の葉を食べた蚕が作る春繭(はるご)の繭は非常に良質の糸を生み出し、大変珍重されています。
秦荘紬はこの春繭を綿状にほぐし、手引きした真綿糸を用います。
表裏:絹100%(縫製:手縫い)
◆八掛の色:砥粉色
※同抜き仕立て、ガード加工済み
身丈(背より) | 157cm (適応身長162cm~152cm) (4尺1寸4分) |
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裄丈 | 66.5cm(1尺7寸6分) |
袖巾 | 34cm(0尺9寸0分) |
袖丈 | 49cm(1尺2寸9分) |
前巾 | 24.5cm(6寸5分) |
後巾 | 30cm(7寸9分) |
【裄丈のお直しについて】
概算ではございますが、以下の最長裄丈までお出しできるものと思われます。
≪最長裄丈≫ 裄丈68cm(1尺8寸0分) 袖巾34.5cm(9寸1分)
※目視での縫込みの確認による概算となります。詳細はお気軽にお問い合わせ下さいませ。
◆最適な着用時期 10月~翌年5月の袷頃
◆店長おすすめ着用年齢 ご着用年齢は問いません
◆着用シーン 芸術鑑賞、お食事、お出かけ、行楽など
◆あわせる帯 洒落袋帯、名古屋帯、半巾帯など
※着姿の画像はイメージ写真です。柄の出方が少々異なる場合がございます。
※仕立てあがった状態で保管されておりますので、たたみシワなどがあることがございます。この点をご了解くださいませ。
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