商品番号:1545551
(税込)
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【 仕入れ担当 渡辺より 】
大変希少な作品に出会えました・・・
郡上紬に魅せられ、かの人間国宝・【 故:宗廣力三 】氏に師事された
草木染紬の工芸作家、【 甲木恵都子 】氏による、
草木染手織り紬着物のご紹介です!
草木染ならではの優しいお色使いで表現された
末永くお召しいただけるデザインです。
師である宗廣力三氏の言葉
「糸を縦に、心を横に、温かき安らぎの絹を織る」
を胸に、一織一反に生命の輝きを織り込み、草木の
ぬくもりを感じさせる作品を創作されている甲木氏。
着物のメッカ、ここ室町でも滅多にお見かけしませんし、
着物雑誌や銀座専門店でもお取り扱いされているのは
ごく稀で、きもの市場でもその作品は過去数度、数える
程しかご紹介がございません。
織のお着物ファンの方に心よりおすすめしたいお品でございます。
今回は大手中古問屋さんより
特別に仕入れさせていただきました!
訳ありのため破格値でご紹介しますので
お目に留まりましたら是非ともお見逃しなく!
【 お色柄 】
ふくよかにフシの凹凸が感じられる軽やかな地風の
薄柳色を基調とした紬地に、
薄樺茶色・藍色・白を用いた格子がリズミカルに織りだされております。
これが草木染による自然のお色なのですから
心奪われてしまうのもまた必然なことなのでしょう。
浮織などの織の帯も素敵ですし、
型絵染の帯などを合わせていただくのも素敵ですね。
終生共に歩む一枚として。
大切にお届けさせていただきます。
【 商品の状態 】
中古品として仕入れてまいりました。
右前袖口下、左後身頃に画像のような汚れがございます。
(矢印の幅は1cmです)
お目に留まりましたらお値打ちに御召くださいませ。
【 甲木恵都子(かつきえつこ)について】
草木染紬工芸作家
甲木工房主宰
東京生まれ。
国会議員の父を持ち何不自由ない生活を送っていたが、
30歳の時に出会った、人間国宝・故:宗廣力三(岐阜県郡上市)の
素朴で美しく迫力ある郡上紬の作品に魅せられて染織の世界へ
足を踏み入れた。
当時宗廣力三に師事をあおぐも、お嬢様の遊びの
範疇ではないと門前払いを受けるが諦めず足繁く
力三の元へ通い詰め、通いの弟子として弟子入りを
果たした。
後、40数年力三の元で修行かさね独立。
東京に工房を構える。
1971年第8回伝統工芸展に初入選。
後、文化庁長官賞などを受賞。
1973年、日本工芸会正会員となる。
1983年に草木染の染料となる植物や澄んだ水に恵まれた
豊かな自然、創作に集中できる環境を求めて故郷である
福岡県那珂川町に移住、山あいに工房を建てた。
現在も師である宗廣力三の
「糸を縦に、心を横に、温かき安らぎの絹を織る」との
教えを胸に創作活動を続けている。
ぼかし染・すくい織・ほぐし絣・花織など
多彩な技法を用い、草木染めのぬくもりを感じさせる
独創的な意匠が特徴。
【 経歴 】
1934年10月 東京都中野区鷺の宮生まれ
1965年4月 岐阜県郡上八幡町郡上工芸研修所入門(主催・宗廣力三)
1971年5月 第8回伝統工芸日本染織展入選・文化庁長官賞受賞
1972年4月 第9回伝統工芸日本染織展入選・文化庁長官賞連続受賞
1973年10月 第20回日本伝統工芸展入選・日本工芸会正会員となる
1975年5月 パリ・サントノーレにて個展
7月 第7回第三文明展入選受賞
1976年6月 第8回第三文明展特別賞受賞
1983年5月 東京より福岡県筑紫郡那珂川町に移住
1986年2月 福岡県筑紫郡那珂川町に「甲木工房」落成
1991年10月 女優・幸田弘子さんの舞台衣裳制作
1993年10月 東京・福岡にて「染織活動30周年記念展」
2003年11月 東京・銀座にて「染織活動40周年記念展」
2010年11月 第35回福岡市文化賞受賞
2011年12月 第35回民族衣裳文化功労者・きもの文化賞受賞
表裏:絹100% 縫製:手縫い
八掛:老竹色
身丈(背より) | 160cm (適応身長165cm~155cm) (4尺2寸2分) |
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裄丈 | 68cm(1尺8寸0分) |
袖巾 | 35cm(0尺9寸2分) |
袖丈 | 45cm(1尺1寸9分) |
前巾 | 23cm(6寸1分) |
後巾 | 29.5cm(7寸8分) |
◆最適な着用時期 10月~翌年5月の袷頃
◆店長おすすめ着用年齢 ご着用年齢は問いません
◆着用シーン 芸術鑑賞、観劇、お食事、街歩きなど
◆あわせる帯 洒落袋帯、名古屋帯など
※着姿の画像はイメージ写真です。柄の出方が少々異なる場合がございます。
※仕立てあがった状態で保管されておりますので、たたみシワなどがあることがございます。この点をご了解くださいませ。
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