商品番号:1545512
(税込)
【仕入れ担当 竹中より】
この感性はやはり、名門ならではのもの。
言わずと知れた西陣の名門「まいづる」より、
大変軽やかな質感の帯地に、凛とした品格ある
美意匠をこめた一品をご紹介いたします。
たった数ヶ月で終わってしまう、夏。
短い季節物だからこそ、こだわりを持ってお選びいただきたい…
見れば見るほどに引き込まれてゆくこの存在感。
まずはお手元にてご覧ください。
問屋さん在庫処分品で
淡い折山やけがございますが
目立つものではございません
ご了解の上 お値打にご検討ください
矢印の巾は1㎝です
【お色柄】
軽やかに織りなされた紗地は落ち着いた柳色。
意匠には幽玄に煌く金箔糸などを用いて
枝垂れる蔦葉模様が
清涼感ありながら情趣いっぱいに織りあげられております。
程よいハリとやわらかさ、
そして夏らしい地風と意匠美をお楽しみいただけることでしょう。
【 西陣まいづるについて 】
西陣織工業組合所属
西陣織工業組合証紙はNo.29
1907年(明治40年)創業
江戸時代に「松屋」の屋号で禁裏御所
(京都御所)の出入りを許された商家。
江戸時代中期に松屋儀兵衛が近江の国
(現在の滋賀県)より京都に出て、
呉服商を営みはじめたのが始まり。
江戸時代後期には高島屋や大丸と共に
京都の名店としての地位を確立した。
後、松屋七代目・舞鶴正七が西陣の地で
織元として新たに創業。
美しく魅力的な織物を作り続ける事、
世間から必要とされる織物を作り続ける事、
時代の変化に対応した織物を続けていく事を
モットーにものづくりをしている機屋。
主なブランドラインにゴブラン紹巴、
三眠蚕、耀虹螺鈿、琴糸織などの
シリーズがある。
【 西陣織について 】
経済産業大臣指定伝統的工芸品(1976年2月26日指定)
多品種少量生産が特徴の京都(西陣)で
生産される先染の紋織物の総称。
起源は5〜6世紀にかけて豪族の秦氏が
行っていた養蚕と織物とされ、応仁の乱を期に
大きく発展した。
18世紀初頭の元禄~享保年間に
最盛期を迎えたが、享保15年(1730年)の
大火により職人が離散し大きく衰退。
明治期になりフランスのリヨンよりジャカード織機を
導入した事でこれまで使用されてきた空引機
(高機)では出来なかった幾多の織物が
産み出され量産が可能となった。
織機はおもに綴機、手機、力織機の3種類で
企画・図案から意匠紋紙、糸染、整経、綜絖、
金銀糸、絣加工等多くの工程があり、これらの
一つひとつの工程で熟練した技術者が丹念に
作業を行っている。
西陣織には手の爪をノコギリの歯のように
ギザギザに削って図柄を見ながら織り上げる
「爪掻本綴織」、「経錦(たてにしき)」、
「緯錦(ぬきにしき)」、「緞子(どんす)」、
「朱珍(しゅちん)」、「紹巴(しょうは)」
「風通(ふうつう)」、「綟り織(もじりおり)」、
「本しぼ織」、「ビロード」、「絣織」、「紬」など、
国に指定されているだけでも12種類の品種がある。
「西陣」および「西陣織」は西陣織工業組合の登録商標である。
絹100% (金属糸風繊維除く)
長さ約4.25m(お仕立て上がり時)
耳の縫製:袋縫い
おすすめの帯芯:夏綿芯(白)
六通柄
◆最適な着用時期 盛夏(6月末~9月上旬)
◆店長おすすめ着用年齢 ご着用年齢は問いません
◆着用シーン 式典、パーティー、音楽鑑賞、観劇、お付き添い、お食事会
◆あわせるお着物: 訪問着、付下げ、色無地など
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