商品番号:1545219
(税込)
【 仕入れ担当 渡辺より 】
稀代の着物作家にして、自然を心から愛し、
礼賛した久保田一竹の「一竹工房」より、
特選訪問着のご紹介です!
工房らしい別誂えの金通し地に、
繊細な暈し染を施した一品。
シンプルなデザインで
金通しの生地をお楽しみいただける
仕上がりとなっております。
お目に留まりましたら是非ともお見逃しなく!
【 お色柄 】
差し込む光にそっと浮き沈みするような、
一面花や葉の意匠が配された、繊細な銀通しの幽玄な絹地。
そのキャンバスに浮かぶ何ともいえない彩りの妙…
味わいあり梅鼠色から香色 藤鼠へと幻想的なグラデーション。
溶け込むように優しく、澄み渡るような美しい暈しでございます。
下前には、さりげなく葵の花の刺繍が施されております。
【 状態について 】
中古品として仕入れて参りましたが良好です。
お手元に届いてすぐにお召しいただける状態でございます。
【 久保田一竹・一竹工房について 】
室町時代に一世風靡した「辻ヶ花」。
江戸時代に突然その姿を消したため「幻の染め」とも
呼ばれておりました。
その絶えた染色技術を…
独自の感性で蘇らせたのが初代・久保田一竹氏。
その名は世界的に知れわたっております。
世界が認める一竹氏の辻ヶ花は、まさに美術品の域。
大量生産の辻ヶ花とは比べるまでもなく、
少し名の通った作家の作品ですら、その気品や格調、
存在感において、一線を画する仕上がり。
2003年、惜しまれながらも一竹氏は他界されておりますので、
現在では氏自らが創作する作品はございませんが、
生前の氏とともに創作に携わってきた職人たちが、
現在でも氏の技術、感性そして精神を受け継ぎ、
「一竹辻ヶ花」の名を冠するお品を創作し続けております。
【 二代 久保田一竹について 】
本名:久保田悟嗣(さとし)
現一竹工房代表
生前の初代・久保田一竹とともに創作に携わり、
技術、感性そしてその精神を受け継ぎ
作品作りをしている。
【 経歴 】
1955年(昭和30年) 10月7日生まれ
1980年(昭和55年) 上智大学経済学部卒業
1982年(昭和57年) 米国ボストン大学大学院(SPC)修士卒業
1983年(昭和58年) 帰国後、(株)一竹辻が花設立
代表取締役社長に就任
1994年(平成6年) 10月久保田一竹美術館(河口湖)開館
2001年(平成13年) 一竹工房・代表取締役社長に就任
2003年(平成15年) 久保田一竹美術館・館長に就任
2006年(平成18年) 二代・一竹を継承
表裏:絹100% (縫製:手縫い)
身丈(背より) | 155cm (適応身長160cm~150cm) (4尺0寸9分) |
---|---|
裄丈 | 62.5cm(1尺6寸5分) |
袖巾 | 32.2cm(0尺8寸5分) |
袖丈 | 49cm(1尺2寸9分) |
前巾 | 23.8cm(6寸3分) |
後巾 | 29.1cm(7寸7分) |
【裄丈のお直しについて】
概算ではございますが、以下の最長裄丈までお出しできるものと思われます。
≪最長裄丈≫ 裄丈70.8cm(1尺8寸7分) 袖巾36cm(9寸5分) 袖丈55cm(1尺4寸5分)
※目視での縫込みの確認による概算となります。詳細はお気軽にお問い合わせ下さいませ。
◆最適な着用時期 10月~翌年5月の袷頃
◆店長おすすめ着用年齢 ご着用年齡は問いません
◆着用シーン ご結婚式・式典へのご参列、お付き添い、芸術鑑賞、
音楽鑑賞、お食事会、パーティーなど
◆あわせる帯 袋帯、綴れ名古屋帯
※着姿の画像はイメージ写真です。柄の出方が少々異なる場合がございます。
※仕立てあがった状態で保管されておりますので、たたみシワなどがあることがございます。この点をご了解くださいませ。
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