商品番号:1545195
(税込)
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【 仕入れ担当 渡辺より 】
藤崎紅型工房主宰、琉球紅型作家の
【 藤崎眞 】氏による独特の色使い、
タッチで表現された意匠が味わい深い
琉球紅型九寸名古屋帯のご紹介です。
ぜんまい繊維を織り込んだ絹紅梅地に
色鮮やかにモダンなお柄が染め上げられており、
盛夏、単衣の時期のカジュアルシーンの帯姿に
琉球紅型ならではの表情をお楽しみいただけることでしょう。
【 お色柄 】
ぜんまい繊維と紅梅織地独特の格子の表情が
浮き沈みする帯地を濃い柳色に染め上げ、地色に映える
くっきりとした彩りの筒描き紅型で印象的な唐花が
お太鼓柄で染めあしらわれております。
【 商品の状態 】
着用済のお品として仕入れてまいりましたので
着用シワやたたみジワがございますが、着用時に
気になるような汚れなどはございません。
お手元で現品をご確認の上、存分にご活用くださいませ。
【 藤崎紅型工房について 】
沖縄本島北部名護市東海岸の
安部集落(あぶしゅうらく)にある琉球紅型の工房
1974年(昭和49年)創業
主宰:藤崎眞(紅型作家)
【 藤崎眞について 】
染色作家(琉球紅型)
藤崎紅型工房主宰
【 経歴 】
1971年 名渡山愛擴氏に師事
1973年 インド・カシミール・ラジャスタン地方の染織を視察
1974年 藤崎紅型工房設立
1975年、1982年
沖縄タイムス第二ホール
1979年、1985年
沖縄物産センター画廊にて「染と陶」展
1983年 福岡天神ギャラリーにて作品展
1987年 東京南青山ニシカコーリィベイホールにて「染三人展」
1994年 リウボウデパート美術画廊にて作品展
1995年 名護市に移住
1999年 リウボウデパート美術画廊にて作品展
以降、県内外にて作品展を開催
【 受賞歴 】
1977年 日本工芸会西部支部展入選
1981年 神奈川県横浜仕儀会議賞
日本工芸会西部支部展沖縄タイムス賞
1985年 京都府主催新匠工芸展入選
1988年 那覇伝統工芸まつり市長賞
1989年 沖縄県工芸公募展奨励賞
1990年 那覇伝統工芸まつり市長賞
日本工芸会西部支部展入選
(平成05まで4期連続)
1993年 伝統的工芸品産業振興の功労者として
沖縄総合事務
【 琉球紅型について 】
経済大臣指定伝統的工芸品(1984年5月31日指定)
早くは13世紀から起源を持つと言われる、
独自の染技で育まれてきた沖縄の染物の総称。
鮮明な色彩、大胆な配色、図形の素朴さが特徴。
「紅型(びんがた)」の呼称は昭和に入ってからで
それまでは「型附(カタチキ)」と呼ばれた。
階級によって使用できる色と模様が異なり、黄色地は
王族以外は使用不可、図柄が大きく肩と裾に模様がある
二段肩付は王族を示す柄である。
大部分は首里で作られ、知念・沢岻・城間の三家が
御用紅型師であった。
琉球紅型には下記の種類がある
紅型:「琉球びんがた」のビンは「色彩」の意があり、
白地紅型、染地紅型、返し型、朧型、手附紅に分類される。
これらは型附(カタチキ)と呼ばれる糊置防染手法による
型染めで、型紙を当てて生地に糊を塗り、そのあとで
取り去った型紙の模様の部分に色を差す染め方で、
さらに地染めが施されるものもある。
藍型:藍の濃淡や墨で染められた紅型。
えーがたと呼ばれ、白地藍型、黒花出し、白花出し、
浅地花取り、藍朧(えーうぶるー)などに分類される。
型紙は染地(線彫り)型を使う。
濃藍から各種の藍の変化と地の白とで、大きめの模様で表現する。
筒描き:糊引(ヌイビチ)と呼ばれ、紙を使用せずに
防染糊を入れた円錐状の糊袋の先から糊を絞り出しながら
生地に模様を描き、そのあとで模様の部分に色を差す方法。
技法的にも難しく、均一に絞り出すために布面に垂直に置き、
進行方向に傾けながら一気に線を引かなければならない。
絹100%※ぜんまい繊維のぞく
長さ約3.72m(お仕立て上がり)
柄付け:お太鼓柄 ※腹柄は無地です
※三角のかなり奥に藤崎紅型工房の文字があります
※素材の性質上、フシによる凹凸組織の変化、色の濃淡などございます。
いであって難ではございませんので、その点ご了承くださいませ。
◆最適な着用時期 6月から9月の単衣・盛夏の時期
◆店長おすすめ着用年齢 ご着用年齢は問いません
◆着用シーン 芸術鑑賞、観劇、ご友人との気軽なお食事、街歩き など
◆あわせる着物 盛夏の小紋、織のお着物 など
※仕立て上がった状態で保管されておりましたので、折りたたみシワがついております。この点をご了解くださいませ。
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