商品番号:1545190
(税込)
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【 仕入れ担当 渡辺より 】
大変珍しい久米島紬に出会えました…!
なんとサトウキビ染による地色の作品!!
泥染・福木・ユウナ、
比較的見かけることが多いのはこのあたりでしょうか。
ユウナや福木の作品も
昨今ではあまり見かける機会が減ってきておりますが、
今回ご紹介のお品は
弊社でもこの数十年で過去片手に満たないほどしかご紹介できておりません!
新品はもちろんのこと、
御仕立て上がり品でもまずご紹介がございません!
探して見つかるようなお品ではございませんし、
もちろんのこと、次回のご紹介はお約束できません!
証紙もきっちり付いて状態や寸法も良い作品ですので
お目に留まりましたら是非ともお見逃しなく!
【 お色柄 】
ふうわりと軽く柔らかない地風の真綿紬地。
サトウキビ染による爽やかな薄黄色のその地には、
ティカチ・泥染による絣糸を用いて、
トゥイグアーと十字絣を織り上げました。
爽やかな地色と小付けの絣模様で
かなり重宝いただきやすいデザインかと存じます。
【 商品の状態 】
未着用の新古品として仕入れてまいりました。
仕付け糸もついたままの美品でお手元に届いてすぐにお召しいただける状態でございます。
【 久米島紬について 】
経済産業大臣指定伝統的工芸品(1975年2月17日指定)
沖縄県無形文化財指定(1977年)
製作技術が重要無形文化財に指定(2004年)
久米島紬保持団体が重要無形文化財保持団体に認定
その技術が琉球王国時代以来の伝統を保つ、
製法は手作業による織物。14世紀末頃、久米島の
「堂の比屋(堂集落の長)」が明に渡り、養蚕の
技術などを学んだ事が始まりとされる。
糸は真綿からひいた手紡ぎの糸、染料は島内で採れる
主に車輪梅(ティカチ)、サルトリイバラ(グール)、
泥(媒染)、ナカハラクロキ(グルボー)、フクギ、
ヤマモモ、オオハマボウ(ユウナ)。
製織は手投杼を用いた手織である。
久米島紬の色の系統は以下
・黒褐色、茶系:グール(サルトリイバラ)とテイカチ(車輪梅)、泥
・青灰色、白灰系:ユウナ(オオハマボウ)を燃やした灰
・青丹、薄鶸系:ウージ(サトウキビ)
・濃青色、濃紺系:琉球藍
の彩りが最も多く、稀な彩りとしてはヤマモモとクルボー
(ナカハラクロキ)を用いた黄色系、媒染液によっては
ミョウバン媒染の赤味をおびた深みの黄色、泥による
鉄媒染の鶯色があり、近年は上記の他に椎の木、月橘、
月桃の植物染料を用いたもの、鉱業が盛んだった久米島の、
多彩な土を使っての新しい染色方法である千枚岩
(せんまいがん:フィライト)を用いた大地染などがある。
表裏:絹100% 縫製:手縫い
※ガード加工済み
身丈(背より) | 159cm (適応身長164cm~154cm) (4尺2寸0分) |
---|---|
裄丈 | 65cm(1尺7寸2分) |
袖巾 | 33.5cm(0尺8寸8分) |
袖丈 | 49cm(1尺2寸9分) |
前巾 | 23cm(6寸1分) |
後巾 | 28.5cm(7寸5分) |
【裄丈のお直しについて】
概算ではございますが、以下の最長裄丈までお出しできるものと思われます。
≪最長裄丈≫ 裄丈70cm(1尺8寸5分) 袖巾35cm(9寸2分)
※目視での縫込みの確認による概算となります。詳細はお気軽にお問い合わせ下さいませ。
◆最適な着用時期 10月~翌年5月の袷頃
◆店長おすすめ着用年齢 ご着用年齢は問いません
◆着用シーン ランチ、ショッピング、お稽古、芸術鑑賞、おでかけなど
◆あわせる帯 洒落袋帯、名古屋帯など
※着姿の画像はイメージ写真です。柄の出方が少々異なる場合がございます。
※仕立てあがった状態で保管されておりますので、たたみシワなどがあることがございます。この点をご了解くださいませ。
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