商品番号:1542765
(税込)
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【仕入れ担当 吉岡より】
たっぷりと施された刺繍の立体感が魅力の一枚を入荷致しました!
贅沢の極みともいえる卓越された美の結晶。
ここまでのお品、決して量産ができるものではございません。
パーティーや、お出掛けなどにお洒落な装いをお楽しみ下さいませ。
お洒落着の中でも、特に際立つ特選工芸品として…
末永くご活用いただければ幸いでございます。
【色・柄】
白生地には、艶感を感じるような丹後の駒無地を用いました。
地色は淡い水色を基調として染めて。
意匠には、すっきりと無地場も活かした構図によって
「王宮更紗華文」の模様を縫い表しました。
白い絹糸を用いた刺繍に、一部スワトウ刺繍を用いて
奥が透ける個性ある面持ちを加えて。
また刺繍の合間に金彩加工も施し、
他では見ることの出来ない艶感、存在感を醸し出しています。
【蘇州刺繍について】
2500年前、中国で生まれた蘇州刺繍。
その精巧な技術と繊細さで、世界最高峰の刺繍技術として評価されています。
蘇州刺繍は蘇繍とも呼ばれ、湖南の湘繍、四川の蜀繍、 広州の広繍(粤繍)があり、
これらは「四大刺繍」として広く知られております。
蘇州刺繍の特徴は、用いる糸の細さです。
蜜に縫い表していきますので、毛羽立ちなども起きにくくなります。
【スワトウ刺繍(汕頭刺繍)について】
スワトウとは、中華人民共和国の沿海都会の広東省汕頭(SWANTOU)という
地名から由来する名称。この地を発祥とする刺繍技術であり、
その歴史は100年以上遡るとされております。
広東省を含め、湖南省、江蘇省、四川省などは、古くより手製刺繍の伝統産地
でもあり、もともとその刺繍技術のレベルの高さには定評が御座いました。
その後、清の時代にイタリアやベルギーから渡来した宣教師たちがヨーロッパの
刺繍技術を伝え、それが中国の古来刺繍技術に取り入れられ、今のスワトウ刺繍に
発展してきたと言われています。
スワトウ刺繍は「オープン・ワーク(切り抜き刺繍)」の一種で、糸を引き抜いたり
布地を切り抜いたりして、デザインの一部を透かした刺繍技術。
この引き抜き法の刺繍を、引き抜くという意味のドローンから「ドローン・ワーク」とも呼ばれております。
針とはさみ、竹でできた刺繍枠を使用し、熟練職人が一針一針縫い上げ
小さな作品でも仕上げるのに数十日かかることも…
今では職人の数も減少し、量産の難しい貴重なお品となっております。
絹100%
たちきり身丈185cm(背より身丈170cmまで) 内巾37.5cm(裄71cmまで)
白生地には特選丹後ちりめん駒無地を使用しております。
◆最適な着用時期 10月~5月(袷の季節に)
◆店長おすすめ着用年齢 ご着用年齢は問いません。
◆着用シーン パーティー、ご結婚式、お付き添い、など。
◆あわせる帯 袋帯
※着姿の画像はイメージ写真です。柄の出方が少々異なる場合がございます。
お仕立て料金はこちら
解手のし6,050円+※胴裏8,250円~+海外手縫い仕立て35,200円(全て税込)
※国内手縫い仕立て+17,600円(税込)
※堅牢染め・本加賀など、染めのしっかりした御着物への抜き紋入れには、
堅牢抜き代4,400円(税込)が必要となります。
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