商品番号:1537696
(税込)
【仕入れ担当 竹中より】
センス光る、モダン表情の一条。
織と染めのとけあった一条
シンプルですが、奥行き深きしゃれ帯です
【商品の状態】
リサイクル仕立て上がり品として
仕入れましたが締め跡もわずかな
おおむね美品として
お届けできます
【お色柄】
さらりとしなやかで、
かつ軽やかに織り上げられた帯地
草花地紋が金糸でおりだされ
その意匠が所作で浮き沈みする幽玄な地を
ベージュイエローとワイン茶に暈し染め分けました
そしてなおろうけつ染めのかすれるようなタッチで
モダンな幾何紋や薄墨のゆらぐようなラインを献上取に配しました
凛とモダン風情ただようデザインが
シンプルでいて、お洒落なムードたっぷり!
用いられた和紙が立体感と、温かみを感じさせ、
なんとも粋な後姿をお楽しみいただけることと存じます。
お洒落訪問着から付下げ、色無地、小紋などのお着物に合わせて。
小物やアクセサリーで自分らしくアレンジを加えて。
繊細なデザインに今どきの華やかなデザインを、
どうぞお見逃しのないようお願いいたします。
【 西陣織について 】
経済産業大臣指定伝統的工芸品(1976年2月26日指定)
多品種少量生産が特徴の京都(西陣)で
生産される先染の紋織物の総称。
起源は5〜6世紀にかけて豪族の秦氏が
行っていた養蚕と織物とされ、応仁の乱を期に
大きく発展した。
18世紀初頭の元禄~享保年間に
最盛期を迎えたが、享保15年(1730年)の
大火により職人が離散し大きく衰退。
明治期になりフランスのリヨンよりジャカード織機を
導入した事でこれまで使用されてきた空引機
(高機)では出来なかった幾多の織物が
産み出され量産が可能となった。
織機はおもに綴機、手機、力織機の3種類で
企画・図案から意匠紋紙、糸染、整経、綜絖、
金銀糸、絣加工等多くの工程があり、これらの
一つひとつの工程で熟練した技術者が丹念に
作業を行っている。
西陣織には手の爪をノコギリの歯のように
ギザギザに削って図柄を見ながら織り上げる
「爪掻本綴織」、「経錦(たてにしき)」、
「緯錦(ぬきにしき)」、「緞子(どんす)」、
「朱珍(しゅちん)」、「紹巴(しょうは)」
「風通(ふうつう)」、「綟り織(もじりおり)」、
「本しぼ織」、「ビロード」、「絣織」、「紬」など、
国に指定されているだけでも12種類の品種がある。
「西陣」および「西陣織」は西陣織工業組合の登録商標である。
絹100%(金属糸風繊維以外)
長さ約4.5m(お仕立て上がり時)
柄付け:全通柄
耳の縫製:袋縫い
◆最適な着用時期 10月~翌年5月の袷頃
◆店長おすすめ着用年齢 ご着用年齢は問いません
◆着用シーン パーティ、お食事会、音楽鑑賞、観劇など
◆あわせる着物 お洒落訪問着、付下げ、色無地など
※仕立て上がった状態で保管されておりましたので、折りたたみシワが付いております。この点をご了解くださいませ。