商品番号:1536713
(税込)
【仕入担当 竹中より】
神話の時代より貴重な宝物である真珠を箔として
織り込んだ用いた
気品に満ちた高雅な西陣袋帯のご紹介です。
【商品の状態】
リサイクル仕立てあがりとして仕入れました
締め跡がわずかにございますが
お太鼓箇所などはおおむね美品です
【お色柄】
さらりとして、しなやかでありながら密な織味。
清々しく、冴え渡る白の帯地、
細やかな銀箔糸が織り込まれたその地には、
かさなりあう波文をモチーフにたた意匠が
6通にわたり織り出されました
絹の艶めきに箔糸によるふわりと優しい光沢…
なんとも優雅で女性らしいエレガントな仕上がり。
箔糸には、真珠の表面を削った真珠の粉が用いられております。
和紙の上に箔を敷き、そこに、粉砕した真珠の粉を重ね作られるのです。
袋帯を織り上げるのに、使われる箔糸の数は約一万本。
真珠の粒に換算いたしますと、2000粒の真珠玉によって
帯1本分が形成されております。
そうして帯に織り込まれた箔が、美しい光沢と独特の奥行きを演出し、
他にはない表情をお楽しみいただける仕上がりとなっております。
そしてお太鼓には同じ海の宝物ともいえる
螺鈿箔ははめ込まれ 神秘的なムードで
おしゃれシーンを飾ります
お好みがあわれましたらぜひ!
【 西陣織について 】
経済産業大臣指定伝統的工芸品(1976年2月26日指定)
多品種少量生産が特徴の京都(西陣)で
生産される先染の紋織物の総称。
起源は5〜6世紀にかけて豪族の秦氏が
行っていた養蚕と織物とされ、応仁の乱を期に
大きく発展した。
18世紀初頭の元禄~享保年間に
最盛期を迎えたが、享保15年(1730年)の
大火により職人が離散し大きく衰退。
明治期になりフランスのリヨンよりジャカード織機を
導入した事でこれまで使用されてきた空引機
(高機)では出来なかった幾多の織物が
産み出され量産が可能となった。
織機はおもに綴機、手機、力織機の3種類で
企画・図案から意匠紋紙、糸染、整経、綜絖、
金銀糸、絣加工等多くの工程があり、これらの
一つひとつの工程で熟練した技術者が丹念に
作業を行っている。
西陣織には手の爪をノコギリの歯のように
ギザギザに削って図柄を見ながら織り上げる
「爪掻本綴織」、「経錦(たてにしき)」、
「緯錦(ぬきにしき)」、「緞子(どんす)」、
「朱珍(しゅちん)」、「紹巴(しょうは)」
「風通(ふうつう)」、「綟り織(もじりおり)」、
「本しぼ織」、「ビロード」、「絣織」、「紬」など、
国に指定されているだけでも12種類の品種がある。
「西陣」および「西陣織」は西陣織工業組合の登録商標である。
絹100% 金属糸風繊維のぞく
長さ約4.29m(お仕立て上がり時)
浅山織物謹製
六通柄
◆最適な着用時期 10月~翌年5月の袷頃
◆店長おすすめ着用年齢 ご着用年齢は問いません
◆着用シーン 結婚式、パーティー、音楽鑑賞、観劇、お食事会など
◆あわせる着物 訪問着、紋付色無地、付下げなど
※仕立て上がった状態で保管されておりましたので、折りたたみシワが付いております。この点をご了解くださいませ。