商品番号:1532610
(税込)
【 仕入れ担当 渡辺より 】
知的な印象を与えてくれる吉野格子を織り上げた
紋織紬着物のご紹介です。
すっきりとしたごくごくシンプルな段暈しに
格子のデザインで、帯合わせもしやすく
特に流行り廃りなくご年齢を問わず
御召いただけますので、カジュアルシーンに
重宝していただける事でしょう。
【 お色柄 】
肌に心地よい薄手で程よくハリのある
白橡(しろつるばみ:淡いやや灰みの白茶色に近い色)と
紅鳩羽鼠の段暈しが織りだされた紬地をベースに、薄消炭色と
白橡の色彩で畝のある吉野格子が表現されております。
【 商品の状態 】
右袖背部袖口付近に画像のような織キズがございます。
(※画像の黄色矢印の幅は1cmです。)
お手元で現品を確認の上、お値打ちに御召くださいませ。
【 吉野間道(格子)について 】
浮き織で縞や格子を表現した織物。
吉野は寛永年間、京都の豪商であった灰屋紹益が
島原の名妓吉野太夫に贈った名物裂に由来する。
技法としては平織に糸を浮かせた浮き織を
連続させたもので浮き糸が連続する箇所は
真田紐のような表情を呈する。
畝織とも呼ばれ、緯糸が経糸を複数本またいで
浮いて織りだされており、浮き織でない平織の箇所は
張力の違いで湾曲した模様を描く。
また、畝織になっている箇所が二つ連続すると
メガネのように見えることからメガネ織との名称もある。
表裏:絹100% 縫製:手縫い
◆八掛の色:紅鼠・暈し
※素材の性質上、フシによる凹凸組織の変化、色の濃淡などございます。
風合いであって難ではございませんので、その点ご了承くださいませ。
身丈(背より) | 163cm (適応身長168cm~158cm) (4尺3寸0分) |
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裄丈 | 67.5cm(1尺7寸8分) |
袖巾 | 34cm(0尺9寸0分) |
袖丈 | 50cm(1尺3寸2分) |
前巾 | 23.5cm(6寸2分) |
後巾 | 30cm(7寸9分) |
【裄丈のお直しについて】
概算ではございますが、以下の最長裄丈までお出しできるものと思われます。
≪最長裄丈≫ 裄丈68.5cm(1尺8寸1分) 袖巾35cm(9寸2分)
※目視での縫込みの確認による概算となります。詳細はお気軽にお問い合わせ下さいませ。
◆最適な着用時期 10月~翌年5月の袷頃
◆店長おすすめ着用年齢 ご着用年齢は問いません
◆着用シーン 芸術鑑賞、ご友人との気軽なお食事、街歩き など
◆あわせる帯 洒落袋帯、カジュアル向けのデザインの名古屋帯 など
※着姿の画像はイメージ写真です。柄の出方が少々異なる場合がございます。
※仕立てあがった状態で保管されておりますので、たたみシワなどがあることがございます。この点をご了解くださいませ。