商品番号:1532363
(税込)
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【 仕入れ担当 渡辺より 】
現代の名工であり、黄綬褒章受章作家の
【 戸屋優 】氏が織り上げた和紙繊維を
織り交ぜ、もじり織にてお柄を表現した
特選紬八寸名古屋帯のご紹介です。
卓抜した技能で自然布や古代布などの製織をされていた
戸屋氏の素朴な職人の仕事にある美を追求して創作された
シンプルながら奥深い表情を感じさせるお品で、
盛夏をのぞく単衣、袷の時期におすすめのお品でございます。
また現在戸屋氏は創作活動をされておりませんので
お探しの方、お目に留まりましたお見逃しなきよう
ご検討くださいませ。
【 お色柄 】
ざっくりとしてハリのある帯地には絹糸と
涅色(くりいろ:黒色にわずかに褐色のまじった
墨系のお色)、鶯茶、砥粉色(とのこいろ:わずかに
ベージュをおびた淡いグレー系のお色)、朽葉などの
細く裁断された何色もの和紙糸が織り交ぜられており、
間道縞状のデザインに重なるようにもじり織にて
菱のお柄が一面に織りだされております。
【 商品の状態 】
着用済のお品として仕入れてまいりましたので
着用シワやたたみジワがございますが、着用時に
気になるような汚れなどはございません。
お手元で現品をご確認の上、存分にご活用くださいませ。
【 戸屋優(とやまさる)について 】
染織工芸作家
現代の名工
黄綬褒章受賞作家
空引機(旧式のジャカード織り)から経験を積み
西陣織の緻密な技法を納め、さらに各産地で
経験を積んだ後、米沢に着いた生粋の職人。
【 経歴 】
1932年 11月25日生まれ
1949年 猪俣織物に入社
極彩色経緯二重織の技法習得
1960年 昭和天皇・皇后陛下に製織実技供覧
1967年 第1回日本商工殿堂表彰大会 副総裁賞受賞
1970年 山形県産業技術賞表彰
猪俣織物より独立
1971年 労働大臣より卓越した優秀技能者表彰
1985年 「紋様鮪倭錦」2枚 3年余の年月をかけて完成
1989年 黄綬褒章受賞
綴れ織(彩色経緯二重織)ニューヨークの国立美術館に収蔵
絹100%※和紙繊維のぞく
長さ約3.8m(長尺・お仕立て上がり)
柄付け:全通柄
※手先名古屋仕立て(三角箇所まで半分にかがられております)
※素材の性質上、フシによる凹凸組織の変化、色の濃淡などございます。
風合いであって難ではございませんので、その点ご了承くださいませ。
◆最適な着用時期 9月の単衣から翌6月までの単衣、袷(あわせ)の時期
◆店長おすすめ着用年齢 ご着用年齢は問いません
◆着用シーン 芸術鑑賞、ご友人との気軽なお食事、街歩き など
◆あわせる着物 小紋、織のお着物 など
※仕立て上がった状態で保管されておりましたので、折りたたみシワがついております。この点をご了解くださいませ。
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