商品番号:1529488
(税込)
(税込)
細部に至るこだわりを感じさせる、友禅の染め…
素敵な柄を描いた京友禅九寸帯をご紹介いたします。
【仕入れ担当 吉岡より】
染帯好きの私としては、見逃せない可愛らしいデザインと
統一感のある配色に惹かれて仕入れて参りました!
染めの名古屋帯は付下げ、色無地から小紋、紬、御召のお着物まで、
幅広くご活用いただける重宝するお品でございます。
また、個性が特に表現される帯ですので、
是非お気に入りの一本を見つけていただきたいと思います。
大量生産されているお品とは全く違います。
ひとつひとつを、本当に丁寧に職人さんが創作されますので、
作品数自体が少なく、希少な作品となっております。
どうぞお見逃し無く!
【色・柄】
手描糸目友禅の染めの緻密な仕事が施された特選染帯。
ふっくらとしたシボ感のあるちりめん地は、程よい重みもあり
染め色を優しく発色する上質絹地です。
地色は穏やかな薩摩鼠色をベースにして、
12個並んだ丸の中に、1月~12月までの季節感のあるテーマを込めて
可愛らしく描きました。
1月:鏡餅
2月:梅
3月:桜餅
4月:桜
5月:こいのぼり
6月:てるてる坊主
7月:スイカ
8月:花火
9月:ウサギ
10月:柿
11月:楓
12月:クリスマスツリー
一つ一つの彩りが帯地に優しく映えて
一挿し、一挿し、繊細に込めた手仕事ならではの細やかな彩色が
見るものの目をハッと惹き付けることでしょう。
【商品の状態】
中古品として仕入れて参りましたが良好です。
お手元に届いてすぐにお召し頂ける状態でございます。
【 京友禅について 】
経済産業大臣指定伝統的工芸品(1976年6月2日指定)
京都府知事指定伝統工芸品
京都の伝統工芸品の1つで古来の染色技法を
扇絵師の宮崎友禅斎が大成したもの。
元禄時代に京都で生み出された友禅技法で
日本三大友禅(京友禅、加賀友禅、
江戸(東京)友禅)の1つ。
「糸目糊」という糊を用い、筆で色付けする際に
滲んで色移りすることを防ぐ防染技術が用いられており、
基調の色が決まっておらず、当時の公家や大名好みの
デザインに多彩かつ鮮やかな色合いや金銀箔、刺繍などが
用いられた絢爛豪華、かつひときわ華やかな印象のものが多い。
明治時代には化学染料と糊で色糊を作り
型紙によって友禅模様を写し染める「写し友禅染め」が
友禅染めの中興の祖と称えられる廣瀬治助によって
発明され、「型友禅」として大量生産が可能となった。
量産できるようになった友禅染めは一気に普及し
飛躍的な発展を遂げ、昭和51年6月(1976年)には、
経済産業省指定伝統的工芸品として指定を受け、
現在も世界中から高い評価を得ている。
絹100% 長さ3.65m(お仕立て上がり)
◇お太鼓柄
◆最適な着用時期 9~5月(秋単衣から袷の季節に)
◆店長おすすめ着用年齢 ご着用年齢は問いません。
◆着用シーン 街着、お食事、パーティー、行楽など。
◆あわせる着物 カジュアルな付下げ、小紋、色無地、御召、紬
※仕立て上がった状態で保管されておりましたので、折りたたみシワがついております。この点をご了解くださいませ。