商品番号:1528426
(税込)
【仕入担当 竹中より】
創業120年以上
博多織の老舗「岡野ブランド」の、
伝統の技光る豪華な一本をご紹介いたします。
お目に止まりましたらどうかお早めにお求め下さいませ。
【商品の状態】
リサイクル仕立てあがり品として仕入れましたが
締め跡もほとんど認められず
美品としてお届けできるおすすめ品です
【佐賀錦】
岡野家は、中津藩(大分県)の屋敷内で機織をしていたと云われています。
その後、初代岡野新一郎が、1897年に日本最古の禅寺で
博多織の開祖・満田弥三右衛門の菩提寺でもある
聖福寺の正面に織工房を設立したのが始まりです。
当初から伝統的な博多織の枠を超えた様々な織物を制作していたのが特徴です。
佐賀錦は、西暦1810年頃、肥前鹿島の藩主鍋島家の後質が、
網代天井を見て織物にする事を発案したもので、
当時は組錦又は御組物と呼称され、
鹿島鍋島家大奥の手芸として盛んに行われました。
「佐賀錦は金・銀・漆の特製の箔紙に切目を入れて経として
緯に絹糸を通して織上げたもの」
明治初期に一時中断されましたが、其後高貴の方々により、再興せられ、
更に改良、進歩され、従来の織物の外に
遂に花鳥・風景等画趣豊かな優秀精巧なる織出模様が案出されました。
其頃より「佐賀錦」と改称され、今日まで継承されております。
今日では、綴れ帯と並び「フォーマル用の帯」の定番として、
織り続けられております。
【お色柄】
今回のお品もまた、良き日に相応しい
気品と格がしっかりと感じられるお一つとなってございます。
その豪華な表情もさることながら、まずお伝えしたいのが、
このしなやかな地風です。
見た目の重厚感とは裏腹に、お持ちいただくと驚いてしまうほどに優しい風合いで、
すっとお身体に沿うような締めやすさ。
長時間のお席お食事をされる際にも苦にならず、
心地よくお過ごしいただけることと存じます。
お柄には、白金をベースに朱金の濃淡で地模様を変えながら
遠山に霞の模様が6通にわたり織り出されました
「華美」という言葉とはまた違う、堂々とした高貴を演出いたします。
うっとり見惚れる、この上ない技術によって生み出された素晴らしい作品です。
なかなか手に入りません。
この機会をどうかお見逃し無く、
お手元でご愛用いただけましたら幸いでございます!
経糸:絹100% 純銀箔使用(金着色):純度100%
緯糸:正絹(特殊撚糸)使用100%
長さ約4.4m
お柄付け:六通柄 耳の縫製:袋縫い
◆最適な着用時期 袷の季節(10月~翌5月)
◆店長おすすめ着用年齢 ご着用年齢は問いません
◆着用シーン 結婚式・披露宴へのご参列、式典、パーティー、
(お振袖と)成人式、ご卒業式、初釜、謝恩会等
◆あわせる着物 色留袖、訪問着、付下げ、紋付色無地、お振袖
※仕立て上がった状態で保管されておりましたので、折りたたみシワが付いております。この点をご了解くださいませ。