商品番号:1525969
(税込)
【 仕入れ担当 渡辺より 】
西陣【 浅山織物 】より、真珠箔を用いて
織りなされた正絹西陣織袋帯のご紹介です。
エレガントなお柄を引き立てる真珠箔の輝きが
まさにアクセサリーのような風合いで、
気品引き立つドレッシーな装いを演出して頂けます。
訪問着、付下、色無地などのお着物にあわせて、
式典、パーティーシーン、ホテルランチなどにおすすめでございます。
【 お色柄 】
艷やかなパールの光沢美しい真珠箔にラメ箔を重ね、
奥行ある輝きを表現した帯地。
エメラルドとブラックの段霞を地色として、
孔雀の羽のような、エレガントな弧を描く装飾文様を織りなしました。
【 商品の状態 】
着用済のお品として仕入れてまいりましたので
締め跡やたたみジワがございますが、結んだ際に
気になるような汚れはございません。
お手元で現品をご確認の上、存分にご活用くださいませ。
【 浅山織物について 】
西陣織工業組合所属
西陣織工業組合証紙はNo.501
『来往如杼』を座右の銘とし、先人の教えを
基本にしつつも時代・ニーズに応じた表現による
モノ創りを続けている。
【 沿革 】
明治後期、浅山秀三郎が創業。
昭和の終戦後、秀三郎の長男・義一が家業を引き継ぎ
手機だけだった機に力織機を導入。
昭和の終わりにはダイレクトジャカードも
業界の中でいち早く取り入れ、全通袋帯で評判となる。
1985年には祇園祭白楽天山の前懸刺繍下生地の依頼を受け製織。
引箔という織物が業界から減少した頃、新製品開発に力を注ぎ
「真珠箔」の製法特許を苦労の末取得。
後、「真珠箔」や「真珠金糸」等の商標登録を順次取得。
【 受賞歴 】
2008年 「西陣きもの帯フェスティバル」近畿経済産業局長賞受賞
2010年 「西陣きもの帯フェスティバル」最高賞経済産業大臣賞受賞
2018年 「西陣きもの帯フェスティバル」
京都市長賞・東京織物卸商業組合賞受賞
2019年 「西陣織展」にて京都商工会議所会頭賞受賞
2019年 「西陣きもの帯フェスティバル」畿経済産業局長賞受賞
2021年 「西陣織大会」近畿経済産業局長賞
NPO法人・日本染織意匠保護協会理事長賞受賞
【 西陣織について 】
経済産業大臣指定伝統的工芸品(1976年2月26日指定)
多品種少量生産が特徴の京都(西陣)で
生産される先染の紋織物の総称。
起源は5〜6世紀にかけて豪族の秦氏が
行っていた養蚕と織物とされ、応仁の乱を期に
大きく発展した。
18世紀初頭の元禄~享保年間に
最盛期を迎えたが、享保15年(1730年)の
大火により職人が離散し大きく衰退。
明治期になりフランスのリヨンよりジャカード織機を
導入した事でこれまで使用されてきた空引機
(高機)では出来なかった幾多の織物が
産み出され量産が可能となった。
織機はおもに綴機、手機、力織機の3種類で
企画・図案から意匠紋紙、糸染、整経、綜絖、
金銀糸、絣加工等多くの工程があり、これらの
一つひとつの工程で熟練した技術者が丹念に
作業を行っている。
西陣織には手の爪をノコギリの歯のように
ギザギザに削って図柄を見ながら織り上げる
「爪掻本綴織」、「経錦(たてにしき)」、
「緯錦(ぬきにしき)」、「緞子(どんす)」、
「朱珍(しゅちん)」、「紹巴(しょうは)」
「風通(ふうつう)」、「綟り織(もじりおり)」、
「本しぼ織」、「ビロード」、「絣織」、「紬」など、
国に指定されているだけでも12種類の品種がある。
「西陣」および「西陣織」は西陣織工業組合の登録商標である。
絹100%・金属糸風繊維除く
長さ約4.38m(お仕立て上がり)
柄付け:六通柄
耳の縫製:袋縫い
◆最適な着用時期 10月~翌年5月の袷頃
◆店長おすすめ着用年齢 ご着用年齢は問いません
◆着用シーン ご結婚式・式典へのご参列、パーティー、お付添い、観劇 など
◆あわせる着物 訪問着、付下げ、色無地 など
※仕立て上がった状態で保管されておりましたので、折りたたみシワが付いております。この点をご了解くださいませ。