商品番号:1525242
(税込)
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【 仕入れ担当 更屋より 】
手織りならではの素朴な表情…
首里花織、道屯織、手花などを手掛ける、
『なかいま手織工房』仲井間香代子氏がお母様とご一緒に作られた工房で
首里織らしい自由な色彩が魅力でございます。
袷から単衣の時期まで結んでいただける道屯織で織り上げた特選八寸帯のご紹介です。
お目にとまりましたら是非ご検討くださいませ。
【 お色柄 】
ざっくり柔らかな地風。
お色は香水やアロマ、または薬としても知られている
「月桃」を占領とした上品なお色使い。
経糸を浮かせる道屯の畦が印象的に織り上げられました。
濃淡が表情豊かに、立体感のあるロートン織りと品ある色合いは、
見つめるほどに深みを増してゆくようです。
一見シンプルなように見えますが、少し織りの世界に詳しい方でしたら、
その表情に織り手の誠実さや根気強さを感じ取っていただけることと思います。
琉球の織物には、力がございます。
なぜここまでに私たちの心を揺さぶるのか…
その答えは、皆様にみつけていただければと願っております。
【 商品の状態 】
中古品として仕入れて参りましたが良好です。
お手元に届いてすぐにお召しいただける状態でございます。
【 首里織について 】
経済大臣指定伝統的工芸品指定(1983年4月27日指定)
「首里の織物」として沖縄県の重要無形文化財にも
指定を受けている。
※1998年に重要無形文化財に指定されたが、
2022年3月に保持者・宮平初子の死去により
指定が解除、2023年に改めて再指定された
琉球王国の城下町として栄えた首里の地で
織り継がれてきた絣織物と紋織物の総称。
分業せずに全工程を手作業で一貫して生産する
少量多品種の形態を取っている。
首里花織(ハナウイ)・道屯(ロートン)織、
花倉織、ムルドゥッチリ、手縞(てじま)、
煮綛(ニーガシ)芭蕉、花織手巾(ティサジ)
がある。
特に花倉織と道屯織は、首里王府の城下町として
栄えた首里のみで織られる王族や貴族専用の織物で、
花倉織は先染め紋織物、黄地、水地、紺地などの
無地や濃淡の配色が主流。
道屯織は琉球王朝時代には男性衣として用いられたが、
現在では着尺帯や小物類に使用されている。
絹100%
長さ約3.7m
お太鼓柄
◆最適な着用時期 10月~翌年5月の袷頃
◆店長おすすめ着用年齢 ご着用年齢は問いません。
◆着用シーン 音楽鑑賞、観劇、お食事、お出かけなど
◆あわせる着物 色無地、小紋、織の着物など
※仕立て上がった状態で保管されておりましたので、折りたたみシワがついております。この点をご了解くださいませ。
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