商品番号:1524543
(税込)
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【 仕入れ担当 更屋より 】
上品な佇まいへ…
古典の典雅、祈りを込めて…
名門『山口美術織物』より、美しい
特選唐織袋帯をご紹介いたします。
唐織は、京都の西陣を代表する伝統的な絹織物。
江戸時代の、極めて装飾性の高い美術織物がその源流です。
装飾目的としては、舞楽の装束や神社の戸帳・神輿の飾裂などに用いられました。
先代の山口成三郎氏は唐織を専門とされ、図案家の若松華瑶氏と共に、
昭和能装束百撰を完成させました。
うち90点は自身で製織されております。
これらの織物は戦後西陣の袋帯の基礎となりました。
連綿と受け継がれる西陣の織り技…
時代を越えてなお心に語りかけてくるような、
普遍的な上質を感じていただけることと存じます。
【 お色柄 】
銘「 御物春秋文 」
ほど良いしなやかさと、薄地に仕上げられた帯地は上品な月白色。
軽く結びやすい…
帯地の上等さを体現する、しなやかな素材感。
お柄には「御物春秋文」と銘打たれた風趣なひと品。
桜花と菊花が清雅に優雅に織りだされた月白色の地に、
金糸をふんだんに用いてあらわされた菱詰めの花模様。
気品ある和姿をステキにドレスアップして…
見事に表現しきった、名匠ならではの卓抜した意匠デザイン。
ふっくらと富貴な唐織のぬき糸使いが際立って。
意匠の風雅に、女性の帯姿が高雅に演出されることでしょう。
まさに名門ならではの仕事ぶりと、納得の織り上がりでございます。
(帯裏にもこだわって、折鶴模様があらわされております。)
いずれ劣らぬ美しいそのムード…
末永くご愛用いただければと願いつつ、大切にお届け致します!
【 商品の状態 】
中古品として仕入れて参りましたが良好です。
お手元に届いてすぐにお召しいただける状態でございます。
【 山口美術織物について 】
京都の唐織メーカー
1992年(平成4年)創立
もともと帯地の製織が専門だったが、能衣装や
打掛も手がけており、最近ではきもの地も制作している。
【 沿革 】
1992年 京都市中京区で会社設立
1996年 伊勢神宮にて平和と五穀豊穣を願って
意匠された几帳「天恵日輪豊穣文」
「天恵月煌豊穣文」と卓飾を奉納
1997年 東京霞ヶ関 旧華族会館において
第一回紫雲会同人会作品展を主催
唐織きもの「唐織御衣」を発表
1998年 アールヌーボーの巨匠エミール・ガレや
ドーム兄弟など当社所蔵のコレクションから
唐織・友禅染などに昇華した作品集
「アールヌーボーコレクション」を発表
2000年 東映創立五十周年記念作品
『千年の恋 ひかる源氏物語』において
十二単や束帯など平安王朝期の衣裳を復刻
映画衣裳・キャンペーンの着物を製作協力する
2002年 京都東山の鷲峰山高台寺創建400周年記念事業の一環として、
高台寺とその塔頭圓得院所蔵の宝物『秀吉の陣羽織』や
『北政所ねねの小袖』数点の復元製作を依頼され、
京都国立博物館、高台寺「掌」美術館など
各博物館のご協力のもと、陣羽織製作のためだけに
発注された特別製の手機織り機にて着手
2003~2005年
フジテレビドラマ『大奥』シリーズの衣裳を製作
衣裳監修・協力
2003年 1年の歳月をかけ完成した『北政所ねねの小袖』復元三点を奉納
2006年 4年の歳月をかけ完成した『秀吉の鳥獣文様陣羽織』復元綴織を
奉納する
劇場版『大奥 絢燗きもの図鑑』発行
2007年 舞台『大奥』の衣裳を製作
2008年正月映画『茶々』の時代衣裳を製作
2008年 正月映画『母べぇ』の映画キャンペーンのきものを製作。
11月公開の『まぼろしの邪馬台国』女王・ヒミコの衣裳を製作
2010年 舞台『大奥』の衣裳を製作協力する
2011年 舞台『大奥 第一章』の衣裳を製作協力
2012年 御寺泉涌寺別院雲龍院「春の特別拝観」にて『大奥衣装展を開催』
絹100%(金属糸風繊維除く)
長さ約4.5m
耳の縫製:かがり縫い
お太鼓柄
◆最適な着用時期 10月~翌年5月の袷頃
◆店長おすすめ着用年齢 ご着用年齢は問いません
◆着用シーン 結婚式、披露宴、パーティー、音楽鑑賞、観劇、お食事会、お付き添いなど
◆あわせる着物 訪問着、付下げ、色無地、格の高い小紋など
※仕立て上がった状態で保管されておりましたので、折りたたみシワが付いております。この点をご了解くださいませ。
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