商品番号:1524537
(税込)
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【 仕入れ担当 岡田より 】
花織と道屯織の凹凸ある表情をお楽しみいただける
本場首里花織・道屯織による紬着物のご紹介です。
沖縄県工芸士で那覇伝統織物事業協同組合の
二代目理事長を務めた【 渡久山千代 】氏による
落ち着いた彩りのお品。
道屯織の細い間道地をベースに花織の意匠が浮き沈みする、
すっきりとした意匠構成で、帯合わせで印象がかわりますので、
同じ琉球の産地の紅型や花織、絣などの帯や、洒落袋帯、
西陣をはじめとするカジュアルむきのデザインの名古屋帯、
染帯などとあわせて、カジュアルシーンにその織の表情を
お楽しみいただける事でしょう。
【 お色柄 】
薄手でしなやかな地風の濃芝翫茶色地に、紅鳶、蓬色の
配色の道屯織による細い間道と、花織による矢羽のような
浮織によるお柄が重ねて織りだされております。
【 商品の状態 】
着用済のお品として仕入れてまいりましたので
着用シワやたたみジワがございますが、着用時に
気になるような汚れなどはございません。
お手元で現品をご確認の上、存分にご活用くださいませ。
【 渡久山千代(とくやまちよ)について 】
沖縄県工芸士(首里織)
那覇伝統織物事業協同組合2代目理事長
1926年生まれ
人間国宝・宮平初子の指導で織りをはじめた
【 道屯織(ロートン、どうとん)について 】
経糸で裏表に花織が織り出される染織手法。
平織地の中に部分的に糸の密度を濃くして
織られるもので両面使用できる。
元来は首里織に伝承されている技法だが、
現在は国画会や工芸会などの染織家や
各織物産地が手掛ける染織作品にも見られる。
【 首里織について 】
経済大臣指定伝統的工芸品指定(1983年4月27日指定)
「首里の織物」として沖縄県の重要無形文化財にも
指定を受けている。
※1998年に重要無形文化財に指定されたが、
2022年3月に保持者・宮平初子の死去により
指定が解除、2023年に改めて再指定された
琉球王国の城下町として栄えた首里の地で
織り継がれてきた絣織物と紋織物の総称。
分業せずに全工程を手作業で一貫して生産する
少量多品種の形態を取っている。
首里花織(ハナウイ)・道屯(ロートン)織、
花倉織、ムルドゥッチリ、手縞(てじま)、
煮綛(ニーガシ)芭蕉、花織手巾(ティサジ)
がある。
特に花倉織と道屯織は、首里王府の城下町として
栄えた首里のみで織られる王族や貴族専用の織物で、
花倉織は先染め紋織物、黄地、水地、紺地などの
無地や濃淡の配色が主流。
道屯織は琉球王朝時代には男性衣として用いられたが、
現在では着尺帯や小物類に使用されている。
表裏:絹100% 縫製:手縫い
◆八掛の色:きつね色・無地
◆掛衿丈が45cm(1尺1寸9分)と短いお品です。
※標準の掛衿丈は1尺3寸~1尺3寸5分(49cmから51cm)です。
※素材の性質上、フシによる凹凸組織の変化、色の濃淡などございます。
風合いであって難ではございませんので、その点ご了承くださいませ。
【 付属証紙 】
沖縄県織物検査済之証
那覇伝統織物事業協同組合之証・首里織
製織:渡久山千代
身丈(背より) | 157cm (適応身長162cm~152cm) (4尺1寸4分) |
---|---|
裄丈 | 68cm(1尺8寸0分) |
袖巾 | 34cm(0尺9寸0分) |
袖丈 | 49cm(1尺2寸9分) |
前巾 | 24.5cm(6寸5分) |
後巾 | 30.2cm(8寸0分) |
【裄丈のお直しについて】
概算ではございますが、以下の最長裄丈までお出しできるものと思われます。
≪最長裄丈≫ 裄丈69cm(1尺8寸2分) 袖巾35cm(9寸2分)
※目視での縫込みの確認による概算となります。詳細はお気軽にお問い合わせ下さいませ。
◆最適な着用時期 10月~翌年5月の袷頃
◆店長おすすめ着用年齢 ご着用年齢は問いません
◆着用シーン 芸術鑑賞、ご友人との気軽なお食事、街歩き など
◆あわせる帯 洒落袋帯、カジュアル向きのデザインの名古屋帯 など
※着姿の画像はイメージ写真です。柄の出方が少々異なる場合がございます。
※仕立てあがった状態で保管されておりますので、たたみシワなどがあることがございます。この点をご了解くださいませ。
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