商品番号:1522982
(税込)
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【 仕入れ担当 岡田より 】
滋賀県野洲の唯一の紺屋・明治三年創業の
紺九四代目【 森義男 】氏による正藍染の
特選小紋のご紹介です。
古典をアレンジしたデザインで、ご年齢問わず
流行り廃りなく御召いただけますので
カジュアルシーンに重宝していただける事でしょう。
【 お色柄 】
さらりとした地風の縮緬地を藍に染め上げ、
やや青みを帯びた薄鼠のみの配色で
向鶴菱が一面に染め上げられております。
【 商品の状態 】
袖などにヤケによる退色箇所がございます。
(※画像の黄色矢印の幅は1cmです。)
お手元で現品を確認の上、お値打ちに御召くださいませ。
【 紺九(こんく)について 】
滋賀県野洲にある紺屋(藍染屋)
1870年(明治3年)創業
創業者 初代・森九蔵
三ツ坂紺九とも呼ばれた地藍の
蒅(すくも)で灰汁建てする藍染紺屋。
初代・九蔵は江八幡の紺又で修業後独立。
良質の地下水がある三上山の麓で藍染を創業。
藍の栽培からすくもづくり、藍建て、藍染までの
すべての工程を行う。
三代・卯一は県無形文化財指定、
現在の三代・森義男は本藍染で
1996年に国選定保存技術に指定された。
1945年には野洲にあった六軒の紺屋は
現在紺九のみとなり、依頼され糸を染め、
文化財修復に必要な襖紙、障子紙なども
てがけている。
【 沿革 】
1870年 初代・森九蔵創業
1958年 三代目・森卯一
滋賀県指定無形文化財の認定を受ける
1958年 桂離宮松琴亭(茶室)襖、壁紙の
市松藍染紙の作成
1968年 皇居新宮殿内連翠の間(小食堂)
無双窓明障子の市松模様紙の藍染
琵琶湖博覧会にて藍染作品出展
1970年 万国博覧会に於いて藍染作品出展
1972年 滋賀県知事より創業百年以上営業感謝状
労働大臣より卓越技能表彰状
1974年 天皇皇后両陛下植樹祭御成の際天覧の栄
1978年 文化庁創設十周年式典、文化庁長官表情状
1979年 文化財保存技術保持者の認定をうける
1987年 森義男四代目世襲
1989年 桂離宮松琴亭(茶室)襖、壁紙の
市松藍染紙の作成
表裏:絹100% 縫製:手縫い
八掛の色:紺色・無地
身丈(背より) | 158cm (適応身長163cm~153cm) (4尺1寸7分) |
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裄丈 | 63cm(1尺6寸6分) |
袖巾 | 32cm(0尺8寸4分) |
袖丈 | 50.3cm(1尺3寸3分) |
前巾 | 24.2cm(6寸4分) |
後巾 | 30cm(7寸9分) |
【裄丈のお直しについて】
概算ではございますが、以下の最長裄丈までお出しできるものと思われます。
≪最長裄丈≫ 裄丈68cm(1尺8寸0分) 袖巾34cm(9寸0分)
※目視での縫込みの確認による概算となります。詳細はお気軽にお問い合わせ下さいませ。
◆最適な着用時期 10月~翌年5月の袷頃
◆店長おすすめ着用年齢 ご着用年齢は問いません
◆着用シーン お稽古、芸術鑑賞、観劇、ご友人との気軽なお食事、街歩き など
◆あわせる帯 袋帯、名古屋帯 など
※着姿の画像はイメージ写真です。柄の出方が少々異なる場合がございます。
※仕立てあがった状態で保管されておりますので、たたみシワなどがあることがございます。この点をご了解くださいませ。